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Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになりました。

田舎の夜の本気、真なる暗闇の真なる力を見よ

■雑記・コラム ■るろうの旅-田舎暮らし ■るろうの旅
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 パラパラと雨が舞い落ちる中、
 僕はスズムシのオーケストラに耳を傾けていた。

 築60年ぐらいするこの家は、土間だってあるし、縁側だってある。
 夏には冷房なんてなくても案外過ごしやすいものだ。
 畳だって居心地のいいものだ。

 


 先日までは、
 隣を通る高速道路を走るトラック達の走行音や、
 電車の音が鳴り響いていたのに、
 色々な音があるものだと思ったし、
 この音をこれほどまでに新鮮に感じてしまう程に
 染まりきってしまったのかという感傷に浸ったりもしていた。


 我々子供達が出て行き、婆さんも出て行った今となっては、
 母親一人でこの家を使っていることになる。
 (近くに住む妹はときどき帰ってくるが)
 今夜は、それぞれ用事があり、なぜか僕一人でこの家にいるというわけだ。


 ひとりで扱うには広すぎるな・・・

 正直そう感じた。
 
 どんどん人が減っていくこの家も寂しくなる一方だ。















 などと、更に感傷を深めながら
 メシを食ったり風呂に入ったりしていて気がついた。








 正直ちょっと怖くない?!ってことに。



 山奥だし該当もないし、
 今日は月明かりもない。






 真なる暗闇とは、ここまで深いんですね。
 虫の声と共に改めて思い出した。
 都会の夜なんて、
 なんだかんだ明るいので、闇なんかないんだよね。





 そんな感慨深い夜。

 明日にはまた離れてしまうけれど、
 原点はやはりここにあるような気がする。
 

 
 原点に留まるのも良いけれど、
 僕は原点と未来を行ったり来たり出来るのが一番良いと思う。
 将来的には、2重拠点でも3重拠点でも、
 週末だけとか、月の半分、一年の半分でも
 好きなときに好きな気分で移動出来るような、
 そんな生活を目指したい。