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Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになりました。

田舎のおじさんが勧めてくれる就職感に感じる違和感

■退職
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地元のおじさん(50代後半?)が、
僕に対してこんなことを言ってくる。



「最先端だわや、引く手あまただわや」


おっと、自分にはそんなに市場価値があったのか?
本当かよ・・・

 



その他にもこんな感じ。

・最近は公務員の募集年齢も引き上がっていて、
 30台前半でもいけるところがある。オススメ。
・情報系の大学卒なんてどこも欲しがっている
・しかも教育期間のいらないほぼ10年戦士
・俺が色々と紹介してやるから考えておけ



現実に、僕は30代無職だが、
自分の就職感をそこまで悲観はしていない。
多分、きっと、なんとはなるんだろう。


でも、ちょっとこれは
あまりにもヨイショし過ぎで違和感を感じたので、
ここにまとめてみたいと思う。






公務員は斜陽産業



まずは、公務員について。

5年前ぐらいまでは、安定を求めて
公務員になりたいと思っていたこともあった。

でも、今はそこまでの魅力を感じない。


最近は公務員に対する風当たりが強すぎる。
極端な例だけど、国会議員とか総理大臣とか
もっと待遇が良くてもいいと思うぐらい。

本来まともに仕事をしていれば、公僕というのは
それぐらい重要度の高い仕事のハズだ。


民間でも同じことだけど、
見合うだけの待遇がないところに
優秀な人材は集まらない。
これって、国民にとっても損だと思ったりする。
ちゃんとコストをかけるところにはかけないと
まともシステムは出来ないということですよね。


このように、無駄だと言われて、
追い詰められていく公務員に、
優秀な人がなりたいと思うだろうか。



ちょっと話がそれたが、
もちろん本当に無駄なことしかしていない場合もある。

そっちの面からアプローチした場合、
日本のように成熟した社会では、
もうちょっと国の機能を小さくしても良いと思う。
スモールガバメントと呼ばれる考え方。

ITを始めとした技術革新により、
民間や個人でも出来ることは増えてきている。
どんどん規制緩和して民間にやらせれば良い。

政府の断捨離みたいなもので、
最小構成化して効率をよくしようって感じですね。
(もちろん、個々の事業分野による)


○スモール・ガバメント(小さな政府)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E3%81%95%E3%81%AA%E6%94%BF%E5%BA%9C


といった観点から、
斜陽産業に見えてしまうので、
あまり魅力を感じなくなってしまった。





大学に対する過度な期待感



次に大卒について。

大学卒業者なんて、
進学するのが当たり前みたいな風潮の現代においては
腐るほど存在している。


情報系に至っては、ITのコモディティ化が進んで
小さい頃からITに触れる人間が増えているし、
それほどの数のライバルがいると思うだろうか。


希少性の面で全く優位には立てない。


むしろ、それぐらい当たり前、という世界において
上位にいないと勝ち目はない。


また、ITに限らず、すべての知識面は、
もはや学校に頼らずとも勉強可能である。

インターネット上に「知識」なら溢れているからだ。

自発的で意欲のある人に関しては、
もはや大学で学ぶまでもなく自分で知識を高めていける。


また、前の会社でこんなことも体験している。

自分は情報系出身で知識があったが、
実務面においては情報系でない同期のメンバーに劣っていた。
出来るやつは座学で学ぶことなんかよりもよっぽど早く、
現場での体験で掴んでいくことが出来るということを見せつけられた。




ツテで職を掴む時代


このおじさんは、とにかく人脈が広い。
顔がきくので色んなツテを持っている。

昔は、「人脈を大事にしましょう」と
ビジネスでもよく言われたもの。

しかし、
このおじさんの特徴は中身を分かっていないことにある。

中身を深く分からずにマッチングさせようとするから
ミスマッチが起きやすい。

このおじさんはIT技術者がどんな仕事をして、
どんなスキルが必要で、
僕がどの程度のスキルをもっていてどんな仕事が出来るのか
全く把握していない。

ITも今となっては様々な技術領域に分類されるし、
すぐに技術は古くなっていく、
何が出来て何が出来ないのか見極めないと不幸なことが起こる。

もちろん、おじさんも雰囲気では分かっているが、
自分の専門でもないことなんて分かりっこない。
このおじさんが悪いんじゃなくてそういうもの。


こいうツテと比較して、ネット上のマッチングがある。
就活サイト、お見合いサイト、SNS。

今はまだネット上でもミスマッチは起こりやすいけれど、
少なくとも、ツテやコネを持たないものに対しても、
ある種平等にチャンスを与えてくれる。
そこに希望があると思う。


この辺のことは、「ちきりん」さんの書籍でも
ちょこっと触れられているので是非。

 

マーケット感覚を身につけよう

マーケット感覚を身につけよう

 

 

 






とはいっても・・・


もちろん、大学は今でも十分武器になる場合があるし、
人脈もハマれば悪いものではないですけどね。

ちょっと、どうしても引っかかってしまったんですよね。
今回はあまり良さそうな雰囲気はしなかった。




職探しは続く。