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Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになりました。

強者であるはずもなかった凡人が取るべき弱者戦略のすゝめ

■雑記・コラム
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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

 

最近、「弱者戦略」という言葉に興味があります。

皆さんは「弱者戦略」、聞いたことありますか?

 

 

弱者戦略ってなんだろう

 

そもそもの「弱者戦略」は、「ランチェスターの法則」という、

戦闘・戦争のノウハウから発祥している言葉みたいです。

法則自体はなかなかにややこしいですが、詳細は以下を参照して下さい。

 

ランチェスターの法則 - Wikipedia

 

そんな「ランチェスターの法則」が戦後に、産業界や経営にも概念的に応用されて、

「弱者戦略」という言葉もその中で生まれたようです。

 

僕の解釈でざっくり言うと、

「強者はとても強いことが方程式からも分かるので、

弱者が勝つには、狭い渓谷で戦うとか、相手のパラメータを削ぐ、

あるいは力の及ばないところで戦う必要がある」

そのための戦略のこと、だと理解しました。

 

うーん、分かるような、分からないような、というところでしょうか。

 

もう少し分かりやすくピンとくる例をテレビで見かけたことがあるので、

ちょっと取り上げてみたいと思います。

 

弱者戦略を取れていない例

 

ギター侍で一発屋となった、芸人の波田陽区さん。

2004年頃にブレイクしていましたね。

 

最近、「しくじり先生」という番組に登場して、

久方ぶりに全国放送に登場となりました。

 

その番組の中で、一発で終わったのには色々と原因はあったけれど、

本人の問題が大きいという話を自らしていました。

 

具体的には、馬鹿にされるのを恐れるあまり、

「凡人がピカソの絵を描こうとしている」

「ただ偉そうにする」

「唯一の自慢事項を、同じ人にしつこく自慢する」

と他人からは見られてしまっていたというのです。

さらに、 これに自覚症状がなかった、ということでした。

 

 

これは、僕にも当てはまる部分があって、「わかるわ~」と唸ってしまいました。

特に、「凡人がピカソの絵を描こうとする」これはまさに、という感じ。

この例は、弱者戦略が取れていない好例だと思います。

 

本当は自分が弱者であることに薄々気がついていながら、

意識的(あるいは無意識的に)それを認めまいとして、

弱者でありながら、強者の振る舞いや理屈を振りかざしているんです。

 

見栄とか、虚栄心とか、そう呼び変えても良いですね。

 

 

弱者戦略の例

 

今度は、別の番組の例ですが、

「Switchインタビュー」という番組があります。

 

とある回に、

新進気鋭のデザイナー「佐藤オオキ」さんと、

暗殺教室、魔界探偵ネウロで有名な漫画家「松井優征」さん

が登場し、対談をしていました。

 

ふたりとも世間一般から見れば十分に成功者ですが、

ある共通の認識で意気投合して非常に盛り上がっていました。

 

それは、自分達が「弱者」である、という認識です。

 

 2人とも、デザイナーや漫画家を目指す過程において、

「圧倒的な才能」というものには嫌というほど出会ってきたようです。

 

「この人達には、正面からぶつかったらどうやっても勝てない。」

 

そこはハッキリ認めた上で、そこをスタート地点にして行動していると言います。

 

そう、弱者である自分達がどうすれば、強者に勝てるのか、

あるいは強者とは戦わないで自分達の戦いをするのか

ということに重きをおいて常に戦略を練っていると言うのです。

 

強者には、圧倒的なひらめきや、資本力があったりします。

でもそんなものを持たない弱者はどう戦うのか、

自分達に出来ること、強みはなんなのか、

狭い路地で1対1の各個撃破なら勝てるのか、

弱者なりに、弱者だからこそ頭を捻って考えるしかない、だそうです。

 

そして、結果2人は今、相対的に成功を納めています。

自分自身のことを弱者だと呼びながらも、です。

 

凡人なのにピカソの絵を描こうとする僕はえらい違いですね。

 

 

弱者が嫌われたりするのは、弱いからではない

 

弱者が邪険に扱われたり、蔑れたりすることがあるのは、

ひとえにその「卑屈さ」が透けて見えたときなんだと思います。

決して弱いことそのものではないと思うんですね。

 

弱さを卑屈に捉えるその態度こそが、きっと問題の本質なんでしょう。

 

弱者戦略はそいうときも有効です。

 

つまり、弱者戦略とは、

「自分が弱者であることを一旦認め、

  強者のやり方に憧れるのをやめ、

   自分に出来ること、自分の戦い方を考えて貫くこと」

ということだと僕は思います。

 

 

しくじり先生の最後では、波田陽区さんが、

これまで馬鹿にされる・スベるのが怖くて出られなかった事務所ライブに、

自らの意志で再び立つようになったところまで描かれました。

もはや、その姿を笑う人はいません。

 

 

強者だなんておごりなく、「自分は凡人だ」と胸を張って言える人は、

多分、普段から無意識に弱者戦略が取れているんだと思うので安心してください。

でも、もしも、「強者の皮を被った凡人かもしれない」、と

そう薄々でも思う方がいらっしゃれば、まずは認めることからはじめましょう。

そして出来ることをしてきましょう。

 

きっとその方が幸せになれますよ、そんな気がしました。

 

もちろん、この戦略、人によって弱みや強みが違うので、

これだという一般的な正解はなく、一人一人が頭を悩ませる必要はありますけどね。

 

ではでは。