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Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになりました。

(330/365)無職11ヶ月目、採用面接の現実に追い込まれる

■退職
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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

 

無職期間を経て再就職が決まった僕がその365連休を振り返るシリーズ。

前回に続いて今回は連休330連休辺りまでのお話です。

 

つまり、退職11ヶ月目までのお話ですね。

 

もしも僕と同じように30歳前後で退職してしばらく休みたいと考えている人がいれば、

決行した場合どうなるか何らかの参考になるかもしれません。

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 転職エージェントでの転職活動開始

 

といった訳で、追い込まれた僕は転職エージェントにようやく申し込みました。

 

転職エージェントとは、

求職者は無料で利用出来て、1名の自分専用転職エージェントが付いてくれてサポートしてくれるサービスです。

通常の転職サイトと違って、自分で仕事を探しまわらなくても自分の希望を聞き取ってエージェントが良さそうな会社を探してきてくれます。

面接の日程調整から内定後の年収交渉、履歴書の添削や模擬面接まで色々とやってくれるという訳です。

 

どちらかといえば、自分で仕事を探す暇のない在職中の転職活動をサポートする意味で始まったサービスですが、ブランクのある人でも一応利用自体は出来ます。

 

とはいえ、ブランクがありすぎるとか、志望意欲が低いとか、転職に不利な要素が強すぎる人はサービスの利用を拒否されてしまうこともあります。

 

僕の場合は、なんとか受け入れてはもらえました。

 

 

転職エージェントの本質

 

率直に言って、僕の場合転職活動はボロボロでした。

 

IT業界からの脱出も視野に入れている僕ですが、エージェントはIT企業を勧めてきます。

 

エージェントは転職の成功・制約によって企業側から収益を得ています。

その仕組み上、求職者は「商品」であってお客様ではありません。

良い商品を仕入れてお客様である企業に高く売るのが基本ビジネスモデルです。

エージェント個々の考え方や相性にもよりますが、

基本的にエージェントは確率が高く、より高く売れるやり方を好む傾向にありますし、

この商品が売れにくいと分かってくれば優先度が下がり、最悪打ち切りもあります。

会社にもよりますが、エージェント1人で休職者100人〜300人を見ていることもあるらしいので、当然の対応です。

 

つまり、30代に入ったブランクのある人物が、未経験で実績もない分野に転職するのをサポートはしにくいという訳ですね。

 

実際に、僕は30代のITエンジニアという肩書だけで言うと、

それなりに引き合いはありました。

ブランクはあっても書類はほとんど通りました。

普通であれば30代で油のノッて来たエンジニアと見れば、書類上は魅力的ですからね。

 

 

問題は面接です。

 

 

面接の現実

 

何件面接に行っても、1次面接すら突破することが出来ませんでした。

 

もともと面接が得意なタイプではないのですが、

一番の原因は「熱意や本気度」が感じられないことです。

元を辿るとどこの会社もこれが原因のような気がします。

 

そしてその熱意のなさが「辞めた理由、ブランク(空白期間)の説明」に見事に現れてしまうんですよ。

 

これは言い逃れできないです、見抜かれます。

昨今、昔ほどブランクを気にしない会社も増えてきて、実際書類で足切りということはなかったですが、だからと言って誰でも良い訳では当然ありません。

 

辞めた理由が「疲れたから」

ブランクは「休みたいから」

その間何をしていたか「ブログに一番力を入れていた」

これで通してくれる企業はありませんでした。

IT企業としては、それだけブランクがあるのならその間もプログラムを自分で組むとかしていて欲しい訳ですね。

していないということは、プログラムしたくない人としか見えない訳です。

 

 

嘘とは言わないまでも、脚色することは必要です。

何事も物は言いよう、面接対策ではよく言われることです。

 

でも、実際こうなのだから、僕にはそれ以上も以下も言えませんでした。

(もともと器用に嘘を付いたり、テンポよくアドリブで話を返したり出来るタイプでもない)

 

 

さらに、一番活動していたブログも、

独立の意思を感じるので会社によっては不利に働くでしょう。

仕事に対するネガティブな記事も書いたりしていたので、

余計に面接官に見せる武器にもならないという現実です。

 

この1年自分としては一番頑張ってきたことが、武器にならないどころか、言えない訳です。

じゃあ何してたの?って話になっちゃいますよね。

(もちろんメディア系企業なんかの面接では武器になる可能性はありますよ)

 

どんなに取り繕って話をしてみたところで、

根底に「仕事に対する恐怖」や「独立」がチラついている以上、

ストーリーに粗が出るし、

肝心なところで言いよどんでしまうんですよね。

 

ブランクが問題視されるなんてのはよく聞くことですし常識ですが、

最近は時代も変わってきているし、

むしろ僕は「ブランクを気にする企業なんてこちらから願い下げだ」ぐらいに思っていた部分もありました。

しかし実際は、思った以上にブランクは気にされる、という現実を見ました。

(実際に願い下げされているので、願った通りになっているだけではあるのですけどね)

正確に言うと、ブランクを説明出来るストーリーと熱意が必要なんですよ。

1年経ってからでは、このストーリーを取り戻すことは出来ないんですよね。

 

 

 

まあ、面接の場数やシミュレーション、面接対策不足

と言われればそれまでかもしれませんが、何社受けても僕には無理でした。

 

次第にボロボロにすり減っていき、ブログでも病み記事が増えていきます。

僕は転職エージェントの使用を辞めて、

自分で勝算のあるところを求めて通常の転職サイトをメインに使うことにしました。

 

 

転職エージェントのメリット

 

結局辞めてしまったエージェントですが、得られたものもあります。

 

転職エージェントは、通常の自力面接と違い、

事前にその応募企業が面接で良く聞いてくる想定質問を教えてくれます。

また、面接後に不採用の理由を教えてくれるんです。

つまり受ければ受けるだけ、

質問リストとどこが駄目だったかというノウハウが溜まっていくんです。

トライアンドエラーで、あれはウケたとかあの返しは駄目だったとか、

一人でやってるよりも経験が得られるんです。

採用に至らないとしても、こういった点でエージェントを使っておいて損はないと感じますね。

(精神は擦り切れますが・・・)

 

 

エージェントはその仕組み上、

どうしても相談所や悩み相談としては機能しにくい側面を持っていますが、

人によっては親身になって聞いてくれて探してくれるエージェントもいるようです。

結局は相性の問題ですし、自分自信も親身に聞いてもらえるような人柄と態度でなければいけないんですよね。

 

ちなみに、そういう意味で複数のエージェント会社を同時並行で使うのが求職者のセオリーとされています。

その方が良い人物にあたる確率が上がりますからね。

(エージェント会社側は嫌がりますが)

 

僕の場合は、そんな器用にたくさんのエージェントと同時並行なんて出来ないので、1社だけでしたけどね。

 

 

 

無職11ヶ月目にしてようやく就職活動をフルスロットルにするというスピード感。

フルスロットルと言っても、申し込んだエージェントは1社だけという・・・

(それに就活話でよくあるような、何十、何百社も受ける猛者みたいには動けませんでした。)

 

 

そんな調子なので、中々決まりません。

しかし、この時点で、僕はちょっと前職と同レベルの待遇や企業レベルを求めすぎていたことも分かってきます。

 

もう一度降りたところには戻れないんだなぁ、とこの時点で分かりました。

弾かれるということは、向いていないということの現れです。

面接とは本来ミスマッチを防ぐためにあるのですから。

ひとつ選択肢が消えたのである意味ではスッキリですね。

 

このあと僕はここで得た経験を元にもう少しだけ自力での就活を続けるのですが、

それはまた次回のお話。

 

今回はここまで。

ではでは。

 

 

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