Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになりました。

お絵かき環境をPCからiPadPro10.5に移行してみた

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

 

IPad Pro10.5使い始めて3週間程度が経ちました。

 

さてはて、その使い心地は一体どうでしょうか。

 

文章はなんとか書くことが出来る

まずは文章・キーボードについて軽く触れておきます。

正直に言えば、「最高のキーボードとは言い難い」と感じます。

直感的には、PCやMACのキーボードを100とした80ぐらいの感じでしょうか。

 

問題なく使えるという意見も見かけるのですが、キーボードに関しては好みや癖が出たり、手のサイズの個人差なんかも大きいので、自分にとってはやや使いづらいという感じでした。

 

また、これは自分がWindows比率が高いからかもしれませんが、

コマンドキーの位置に戸惑って「caps」を押してしまう。という残念な事態も。

 

また、以前の記事でも描いたのですが、はてなブログの自ブログの編集ページがうまく動作しないのは解決しておらず、微妙なところです。

(公式のはてなブログアプリからなら編集可能ですが、フル機能でないのでちょっとむずかしいかもです。)

 

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イラストをお試し

 

そしてもうひとつ、重要なポイントであるイラスト面の性能。

 

やはり、ペンのノリと、精細さは確かに抜群に良いと感じます。

ツルツルしすぎるという声がありますが、まあ許容範囲かと。

 

そして、その品質が気軽に使える、というのが何よりも重要です。

モバイル用のiOSなので言わずもがな、スリープ周りや起動の気軽さはPCよりも圧倒的です。

 

イラストなんかを描く人は、勉強の合間の暇つぶしなんかに紙があれば手癖でつい落書きしてしまうような、そんな人が多いと思います。

しかし、それがデジタル時代ではなかなか出来にくくなっている気がします。

重いWindowsの起動も、唸るファンも、電源への接続も不要で一瞬で使える、そんなガジェットが必要だと、ずっと思っていました。

(べ、別に描かない言い訳じゃないんだからね!)

 

実際に使ってみても、(紙には及ばないものの)気軽さは高まっています。

 

 

作業環境・PC「ClipStudio」とiOS「MedibangPaint」の違い

iPadに乗り換えるとなると気になるのは、PCで使っているソフトが使えず環境が変わってしまうこと。

実際にマンガ・イラストを描こうという人はここが気になる人も多いのではないでしょうか。

 

PCでは定番ソフト「ClipStudio」を使用し、iPadでは「MedibangPaint」を使っているので、環境面の違いで気になったところを比較してみます。

 

タッチに特化して使いやすいようになっている

ペンでイラストを描くなら、指のタッチも使いたいところ。

以前は左手デバイスなどを使ってショートカットを駆使するのがテクニックでしたが、少なくとも手のひらツールや拡縮・回転ぐらいは指で使った方が便利です。

 

IMG_0019

 

そして、MedibangのiOS版であればボタンサイズから何までタッチ操作に最適化されているので、基本的な操作に関してはショートカットなしでタッチやペン操作でもそこまで不便はないなと感じました。案外すぐに慣れることが出来ました。

(もっとも、僕の場合はClipStudioでもあまり本格的ではない基本的な使い方しかしていないせいもあると思いますが)

 

ClipStudioよりも出来ることは少ないと言われますが、そのかわりにUIもシンプルであり、基本的な操作に関してはむしろ使いやすいぐらいかなと思います。

 

唯一の拡張性

前述の通り、最初からシンプルであるもののシンプルであるが故にカスタマイズ性はあまり高くはありません。

唯一いじれるのがこのパレット。

IMG_0019

 

 

このパレットの中身だけは自由に決めることが出来るので、自分の頻度が高いものはここに入れておくと良いと思います。

 

個人的には、

・ペンと消しゴムの切り替え

・範囲内クリア

・左右反転

なんかは使用頻度が高いですね。

 

HSV形式のカラーピッカーがない?

色周りはちょっと弱いかもしれません。

例えば、HSV形式の指定で直接色をつくることが出来ません。

(Android版にはあるのですが、iPad版には何故か見当たらない気がします。)

 

あるのはおなじみのカラーサークル。

IMG_0019

 

なので、ハイライトやローライトの色を作りたい場合は、カラーサークルの縦方向を上移動すれば明度が上がり、下に移動すれば明度が下がるので、この方法で対応はできます。

 

また、色のセットを複数セット作って切り替えたり、オンラインで配布されているカラーセットを入手したり、ということは出来なさそうですね。

 

色に拘りのあるひとは、地道にカラーセット(1つ)を作って育てていくしかなさそうな感じです。

 

ファイルの連携に難あり

iPadで作業が完結出来れば良いのですが、PCやMacと同期したくなるのが性というもの。編集はしないまでも、iPadローカルにファイルをため続けるのも何か違う感じがしますしね。

ところが、そんなとき、iOSに導入されているサンドボックスという概念のおかげでファイル周りが非常に扱いにくいと感じます。

サンドボックがなければ、クラウドから取得したファイルを直接編集出来るのですが、これがサンドボックスでは出来ません。 IMG_0022

 

アプリが参照できるストレージ領域が限定されていて基本的に自分のアプリ範囲内しか読み書きできません。これによって、セキュリティが高まったりアプリの責務区分がハッキリするのですが、如何せん、ファイル連携がしにくいのなんの。

IMG_0022

 

この制約によって、クラウドストレージ(DropBox/OneDrive等)を使って同期するにしてもアプリ間でインポート・エクスポートする形を取る必要があり、直接編集出来ないのです。

クラウドアプリから持ってこようとするとこんな感じで一旦インポートしないといけません。

IMG_0024

 

逆にエクスポートする場合、Medibangのエクスポート機能は自由にファイル名を編集することが出来ないようです。せっかくインポートしても、毎回「export-1」なんていう固定の名前でエクスポートされたらもうファイル管理出来なくなってしまうんですよね。

 

それならば!

と、Medibangに標準搭載のクラウド機能を使ってみるのですが、これにも不便がありまして・・・。

どうも、毎回開くときにネットワークからファイルを取り直しているみたいで、ローカルにキャッシュしたりしている訳ではなさそうなんですよね。

 

でかいファイル(レイヤー多数の高解像度PSD)だと毎回1分程度のダウンロードが発生してしまって正直耐えきれない感じがしました。

 

Medibang形式ならもっと軽いのかもしれませんが、大きなPSDを共有しようというのはちょっと無理がある感じですね。

 

 

ペンの充電がなくなるのが超絶早い

 

ソフトの話からはちょっと離れますが、ペンそのものにも気になるところがあります。

それは、ペンの充電が圧倒的に早くなくなる、ということです。

3〜4日で充電がなくなってしまいます。

旧N-trig系のペンでも、半年〜1年ぐらい持つのと比べると非常に心もとないです。

 

その代わりといっては何ですが、充電式なので出先でペンのバッテリがなくなったとしてもコンセント、あるいは最悪本体から充電することが出来ます。

(なんでも、15秒の充電で30分使用出来る、とかなんとか)

 

このあたりは運用でカバー出来る範囲ので問題にならないかもしれませんね。

 

最後に

ちょとした作例を載せてみます。

これがASUS TransBookMini+ClipStudioで描いたイラスト。

 

潮目が変わってきたみたいmini

 

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これがiPadPro10.5+MedibangPaintで描いたイラスト。

 

IMG_0013

 

 

最後のJpeg化の画質が悪いのでTransBook版が汚くは見えますが、このレベルの拙いイラストであればまあ大差ないかなという感じでしょうかね。

もっと本格的に描く方には足りないかもしれませんが、僕の用途と力量の範囲においては十分に活躍してくれそうです。

 

この記事が何かの参考になれば幸いです。

ではでは。

 

 

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