Coyapuyo Re:Works

30代に突入したITエンジニアが新卒で9年務めたSIer系から転職してみた結果、定時で帰れるようになったかもです。

単体型VR Lenovo Mirage Solo 買ってみた感想

こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

息の詰まる現実に辟易している人。
たくさんいらっしゃることとと思います。

現実が駄目なら、仮想世界で弾けるしかないじゃない!

VR(仮想現実)世界

仮想世界、なんて甘美な響きなんでしょう・・・

SAO(ソード・アート・オンライン)という小説・アニメがありますね。
今よりも未来、VRデバイスが普及した世界を描いています。
主人公はVR世界で無類の強さを誇っており、モテモテでもあります。うむ、羨ましい。

映画マトリックス。
世界の秘密に仮想世界が深く関わっており、現実の自分と人類は一体どうなっているのか、どうあるべきなのかを問う作品です。
(当時は革新的だったもののもはや古典の域に達しつつあるのが、時代を感じますね)
主人公だけが救世主として、仮想世界で思い通りの超人的な力を発揮します。うむ、羨ましい。


あれれ、こうやって並べてみると僕は俺TUEEの無双をしたいだけなのでしょうかね?
いやいや、そんなことはないはずです。

僕の仮想世界の起源は、きっと「恐竜惑星」とか「ジーンダイバー」にあるハズだから。

恐竜惑星 DVD-BOX

恐竜惑星 DVD-BOX

ジーンダイバー DVD-BOX

ジーンダイバー DVD-BOX

天才てれびくんでやっていたアニメですよ?皆さん覚えてますか?
地球創生から恐竜までも遺伝子等からシミュレートして完全再現した、仮想世界へのダイブする世界観のお話です。

なので、純粋な探検心、冒険心によるものですよ、きっと。
(ウエンツくんとか、生田斗真くんがあんなに大人になってしまって感慨深い・・・)

スタンドアローンVR Lenovo Mirage Solo

そんな仮想世界への夢が尽きない中、とある機種が発売になりました。
2018/5/11発売のLenovo社 「Mirage Solo」ですね。

レノボ一体型VRビューワー【Mirage SOLO】発表会


VR機器は2、3年前から業界の動きが本格化してきていましたが、
今回の発売はちょっと特別な節目として注目です。

これまでのVR機器は超高額な機器と超高性能なPCを繋いで使うものが主流でした。
全部揃えるには、高級すぎて簡単に購入出来るものではありませんね。
さらに、部屋にカメラをセットして動きを検出するなど、配線も複雑で気軽に楽しめるものではなかったのです。

ところが、今回は「ゴーグル単独で動作する」製品レベルまでようやく到達したのです。
別途高性能なPCを用意する必要もなく、配線も不要で、ゴーグルを被るだけですぐ使えるという点がポイントというわけです。

すなはち、マニア向けでなくても、一般向けに気軽に普及していく第一歩まで来た、ということですよね。

実際に、自分も使ってみたのですが、気軽に使える加減は抜群に良いですね。

ハードには不満は少ないけれど、コンテンツには課題

では、ここからは実際に使ってみた印象、レビューについて書いてみたいと思います。

ハードに大きな不満はなし

重さや安定性はほとんど問題ありません。
まるで負担がない、ズレないとは言いませんが、完全に実用レベルだと思います。
トラッキング性能やバッテリ持ちも十分です。

各社ノウハウがこ慣れて来て、身を結びつつある感じですね。
前述の通り、すぐに使えるのも素晴らしいです。

PS2、3レベルのコンテンツ

気軽には使えるのですが、その分やはりコンテンツは簡易なものが多いです。
素人目には、PS2〜PS3ぐらいのゲームが多い印象ですね。
PS4クラスの、現実と見間違えるような息を飲む体験を求めていると、期待が外れるかもしれないな、という感じです。

スタンドアローンでPCを必要としないで動作出来ているのは、
中には実質Android(と、それ用の各種HW)が入っているためです。
VRは左目用と右目用の2倍のレンダリングをしないといけないので、2Dよりも圧倒的に性能が必要です。

現時点のスマホ用最強チップセットを搭載してはいるものの、流石にハイエンドVRと比べると見劣りしてしまうのも仕方のないところ。

むしろ、モバイルでこれだけ動いているだけで凄まじいいことですよね。
そもそも、息を飲む様な体験は解像度が8Kぐらいに到達しないと不可能と言われており、どのみちハイエンドでもまだ不可能な領域です。
現段階としては、十分なレベルにあると考えて、進化を待つしかなさそうです。

コンテンツ数が少ない、互換性にも注意

Androidベースとすることで単体で動作出来るようになりました。
Googleが設計したDaydreamという規格上で動作することにもなります。
アプリの配信もGooglePlayStore経由で行われます。

ところが、このDaydreamまだ始まったばかりで、コンテンツが非常に少ないのです。

これまでにもゴーグルにスマホを装着するタイプ向けにVRコンテンツは存在していました。
しかし、この機種ではDaydream規格に対応していないと、正常に動作することが出来ません。
これまでのVRコンテンツはそのままでは使えないのです。
2017年以前に作られていてVR対応と謳っているものはDaydream対応ではない可能性が高いので個別に確認して注意してみてください。

もしも購入後に動かなった場合でも、2時間以内ならPlayStoreから払い戻しが可能なので落ち着いてください。

しばらくはYoutubeVRで楽しめる

コンテンツについては少し寂しいのが実情ですが、救いの手もあります。

Daydream対応版のYoutubeアプリである「YoutubeVR」を使えば、
360度動画がそれなりに揃っているのでしばらくはこちらで楽しむのが良さそうです。

コンテンツなら、OculusGo

同時期に発売されたOculusGoとはどうしても比較されてしまいます。
コンテンツに対しては、GearVRの資産が使えるので圧倒的にOcculus優位ですね。


DMMさんのVRコンテンツがdaydream対応してくれれば良いのですが・・・
執筆時点では使えずです。

ここは、このMirageSoloが売れるかどうかにかかっていると思います。
売れないとコンテンツが増えないけど、
コンテンツが増えないと売れない、
この攻防ですね。
Googleさんはうまくいかないプロジェクトは簡単に切ってしまったりすることも多いので、今後の動向に注目です。

その辺りを勘定に入れて、
歩き回れる6DoFのMirageSoloか、
コンテンツと安さのOculusGoか、
自分の求めるものに合わせて選んでみるのが良さそうです。

ではでは、夢の世界でお会いしましょう。