転職におけるブランク(=空白期間)の辛さについて

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

新卒からIT業界の同じ会社で働き続けた僕が

30歳過ぎで1年のブランクを経て転職をした経験から

転職のワンポイント情報をお届けします。

今日は転職での「ブランク(=空白期間)」ってどうなの?

ということについてです。

目次

ブランクなんて気にしないと思っていた

僕の場合、残業地獄から開放されてしばらくゆっくりしたいという思いがありました。

加えて、次に進むべき方向も見えていないという現状がありました。

そんなこんなで結局は1年程度の無職期間、つまりブランク状態をゲットすることになった訳です。

終身雇用が当たり前の時代には、

「1つの会社に生涯勤めて、ブランクがあるなんて異常だ!」

というのが当たり前でした。

が、昨今ではその風潮も緩くなってきていると感じます。

僕は自分の貯めたお金で人生に1年ぐらいゆっくりするときがあっても良いと思いますし、それが許されない世界の方が異常だと感じていました。

むしろブランクを気にするようなある種前時代的な会社はこちらから願い下げですぜ!

とすら思っている程だったんですね。

案外ブランクは気にされているし、面接でも必ず聞かれる

ところが実際に蓋を開けてみれば、

ブランク込の書類を通してくれる企業でも必ず聞いてきます。

「随分期間が開いているけれど、就職活動しようと思ったきっかけはありますか?」

中々うまい聞き方だと思います。

直接的にプライベートで込み入ったことを聞くのははばかられるせよ、こう聞いておけば、派生して以下のようなことを探ることが出来ます。

「随分期間が開いているが、理由は?何をしていた?」

「転職の本気度は?働いていない人はすぐに辞めるのでは?」

「その期間何もしていないのでは、腕が鈍っているのでは?」

むしろブランクでも書類を通したからこそ、

実際に対面して種類では見えない部分(ブランクの理由や本気度)を確かめたい訳ですね。

必ずと言っていいほど聞かれる感じでした。

と、いったように、

僕が思っていた以上に企業はブランクを気にしているようでした。

そ、そんなに気にするんだ・・・という感じです。

会社もよほど人手不足ではないかぎり、

大量に応募してくる人材の中の優秀な方の上澄みだけをすくうものです。

最低ラインを超えている人を取るというよりは、めちゃくちゃ良い人材が来た時だけ拾うという印象です。

裏を返せば、減点方式でみてリスクのある人は嫌煙されるという訳です。

(人事部としても採った後に問題を起こされると厄介)

ちなみに聞いた話では、

1年を過ぎると、そこから先は2年であろうが3年であろうが一緒で、

超長い間働いてない奴という同じくくりとして見られてしまうそうですよ。

ブランクを気にしないという意味

では、ブランクを気にしなくなってきたという風潮は嘘なのか?

となるかもしれませんが、そうとも言い切れません。

何だかんだ、書類は通してくれている会社も多い訳です。

昔の風潮なら、書類すら通らなかったでしょう。

ブランクを気にしない、ということの意味は、

例えブランクがあっても

ある程度優秀な人間、人並みの成果を出せる人間、

あるいは一緒に仕事をしたいと思わせる人格の人間

であれば採りますよ。

という意味なのであって、

寝ているだけのヤツでも採ります、という意味では決してない、ということ。

・・・

まぁ、何を今更という当たり前の話ですよね。

一番大事なのはストーリーが繋がるかどうか

優秀とか、出来るとかいう直接的なこと以上に、

重要なポイントがあります。

それは、「自分のストーリーが繋がっているか」ということです。

今この会社で本気で働きたいという帰結に繋がるかどうかです。

例えば、転職理由として

「もっとフロントエンド、コンテンツ寄りのクリエイティブなことをしたい」

的なことを声高に叫んだとします。

そして実際、デザインに強みのある会社に応募している状況とします。

ここまでだけなら話としては綺麗かもしれませんが、

そこから「1年間が開いている理由がどうしても繋がらない」んです。

なら、なぜすぐに転職しなかったのか?

しないとしてもその1年間何をしていたのか?

本当にデザインに行きたいのなら、その勉強や作品作ったりしているハズじゃないのか?

その業界はたくさん受けているのか?

そう、僕のようなブログに力を入れていただけの1年間では、

ここの部分の説明がつかなかったのです。

しかも、ブログには自分のダークな部分も出しているために、

就職先へのアピールとしては見せにくい。

僕がブログに力入れて過ごした独立を意識した1年間のストーリーは、

会社に入りたいための行動を紡ぐ1年間のストーリーとしては、

全く咬み合わないものになっていました。

(実際そうなのだし、過ぎた1年は返ってこないので、どうしようもありません。)

こういった破綻やほころびから、

働きたくなさ、激務への恐怖、責任の重圧、

前職が嫌だっただけなんじゃないのか

というった部分が透けて見えてしまうんですよね。

こういうときは変に取り繕うより、

「1年開いていても急に今本気になった」のならそれもありです。

それこそ「就活のきっかけは?」に答えられるハズです。

僕には、食うに困ったからぐらいしか理由がなかったので、

これでもうまく繋がりませんでした。

1年ぐらいゆっくりしたいと思っていたとしても、

1年後に再び雇われるつもりなら(可能性を排除していないのなら)

そこに繋がる活動をしていないと厳しいということです。

ましてや、30代の1年は貴重なもので、

むやみに1年過ぎてしまえばその分だけ歳をとってしまうのですから。

という現実を体感しました。

まあ、あくまでも一般企業に雇われようと思ったら、の話ですけどね。

知り合いのツテで雇ってもらう場合や、

自分で仕事を作ろうとしている場合はこの限りではありません。

結局は本人のやる気と本気度次第とも感じます。

本気なのであれば何をやるにも遅すぎることはないのですけどね。

そこは自分の真の望みとの兼ね合いということになるんでしょうかね。

さあ、アナタのこの1年はどんなストーリーでしたか?

ではでは。

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