下手に成功体験があると弱者戦略が取れない

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気がついた絶望

こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

突然ですが僕はスポーツが出来ません。

が、勉強の方であれば小さい頃は多少は出来たんです。

と言っても、1学年10人ちょっとの小学校で3本の指に入っていたというだけの輝かしい成績なのですが・・・

目次

井の中の蛙大海を知らず

中学校に上がっても、

宿題だけやっていればそれなりに成績は良かったりもしたんです。

いいえ、今から思えば「宿題をやっているから」成績が良かった。

テストの内容は宿題と近しいものだったりするわけですからね。

僕は真面目に宿題や課題をやっていた。ただそれだけだったんです。

ところがどうでしょう。

高校の終盤ともなるとすっかり埋もれた存在となってしました。

大学生のときだって、全く輝いていません。

徐々に着いていけなくなっていくのを感じました。

真に優秀な人間がわんさかといる中で、

自分はただのポンコツだということが分かってしまったんですね。

井の中の蛙でしかなかったという訳です。

本当は僕が優秀でなかった点

本当は僕が全然優秀でなかったということが、

次の3つの問題から明らかになってしまいました。

見事に化けの皮が剥がされた格好です。

1.記憶力と定着が悪い

化学や歴史など、記憶系の問題は非常に苦手でした。

九九を覚えるのもだいぶ苦労した記憶があります。

記憶力がある、というのは何においても重要と考えています。

記憶力が良い人は、往々にして頭の回転が速いことが多いです。

頭の中の作業机にパパッと物事を並べて、判断が出来るからです。

僕の場合は、2個も3個も机に載せられないし、

そもそも1個目ですらパッと出てこないのですから。

2.スピードが遅い

小さい頃は、自分がスピードが遅いとは認識していませんでした。

でも、実際には遅かったんです。

小学校、中学校ぐらいまでであれば、

放課後等も時間もたっぷりありますし、量も大したことはありません。

多少遅くても裁ける量、ということです。

当時の僕が、部活をしていなかったことにもアドバンテージがありました。

しかし、大学受験前に皆が部活を引退して受験モードに入られた途端に、

一気に追い抜かれてしまったんですね。

3.体系立ててお膳立てされていないと行動出来ない

そして、これも今現在困っている要素。

与えられたものをこなすことは出来るのですが、

自発的にかき集めてきて体系立てて処理することが出来ません。

要するに、

授業で教えてくれたり、

宿題が出されて自然に力が着くようになっていたり、

次は何を勉強すればいいのか示されているから出来ていたんです。

大学生から社会人にかけて裁量が増えたとき、

道しるべを失った僕はとたんに何をどこから手を着けていけば良いのか分からなくなり力を失っていきました。

下手に成功体験のようなものがあると弱者戦略が取れない

このような流れから、

たまたま小さいころの環境で適性を発揮していただけなのに、

「自分は出来るほうかも」などという意識が生まれ、

今でもどこかにその気持ちがある。

でも現実は違います。明らかに弱者なんです。

なのにどこかで、優秀なふりをした何かが顔を出してしまう。

結果、弱者のくせに泥臭くなれず、強者の理論を振りかざしてしまいがちです。

こういった状況を端的に表したネット上の有名なネタがありますので、最後にご紹介だけして終わりにしたいと思います。

元ネタはとある同人誌の一幕なのですが、

僕みたいな人間には非常に胸に刺さる内容になっています。

https://matome.naver.jp/odai/2131895534448722001/2131895735048744303

ではでは。

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