こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。
アイドル業界ではよく「卒業」という言葉が使われますね。
グループを脱退するときなんかに使われる表現です。
これってなんか良い言葉だなと僕は思ったりもしています。
学校の卒業
卒業と言えば、もちろん学校ですよね。
そもそもアイドルの卒業も、学校の卒業から来ているんでしょうね。
ではそもそも卒業って何なんでしょうか。
試しに辞書を引いてみると、
こんな風に書いてあります。
1 学校の全課程を学び終えること。「大学を―する」
うーむ、あまり情報量がないですね。
なんでしょうか、「決められた課程」が達成したという意味合いが強いみたいですね。
アイドルの卒業は、決められたコースを修了した。
そういう意味なんでしょうか・・・
卒業の意味
これだけだとなんだか腑に落ちませんが、
実は、2番目の意味にこういう記載があります。
2 ある段階や時期を通り過ぎること。「ボウリング通いはもう―した」
「お!」
これ、なんかしっくり来ますね。
どうでしょうか、ある時期や段階、なるほど、これを通り過ぎる、と。
確かに、人生は一定ではありません。
いろんな段階、フェーズが存在しています。
幼少期のころとおっさんとでは、必要なもの求めるものも違うでしょう。
時代背景にも影響を受けると思います。
なるほど、ということは・・・
会社からの卒業
僕は半年前に、新卒から9年務めた会社を辞めました。
いわゆるところの「無職」ってやつですね。
今でこそ会社を辞めるなんて珍しいことではありませんが、
でもやっぱり、どこか後ろ向きな響きが漂う部分はあると思います。
でも、僕の気持ちとしては、
「疲弊する会社に勤める段階」は終わったという感じなんですよね。
ある段階を超えて次のステージへ行く。
いい響きじゃないですか、コレ。
つまりは、僕、
「新卒から9年務めた会社を卒業した」んです。
そう、会社を卒業した卒業生です。
いいですね、辞めた、じゃなくて卒業ですよ。
いや、ただの無職なんだけど、卒業生とかいったら
なんだかちょっぴり崇高感が増した気がしなくもない。
もちろん、すべての辞めるが卒業とは呼べないと思いますけど、
・向いていないことが分かった
・本当に重視するものが分かった
・体や家族を大事にする段階に入った
など何か得るもののあった、「前向きな辞める」であれば、
それは卒業と呼んでもよいんじゃあないでしょうかね。
考えてみたら「40年も卒業しない」という言い方だと、
それはそれで違和感がある気もしてきますよね。
もちろん、学校は楽しいところですし、
楽しんでいる限りにおいて卒業する必要はないと思います。
ただ、この話に何か感じるものがあったとしたら、
それは卒業の合図かもしれませんね。
ではでは、卒業生こやぷよでした。
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