時の加速が早すぎてこのまま光速を超えるんじゃないか?

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

僕がまだ若さと呼ばれるものを内包していた頃、
大人たちからは「歳をとると段々と1年が短くなる」とよく耳にしました。

またまた、なんの冗談を言っているんだい?
と思ったのが当時の話。

けれど、自分がおじさんになった今となっては声に出して言いたい。
「歳をとると段々と1年が短くなる、それも劇的に。」と。
さらに言うならば、毎年必ず去年よりも早く、そして短いということです。

目次

毎年時間が経つのが早く感じる理由

もちろん実際には、時間は誰に対しても平等であり、あくまでも体感の話でしかありません。
その原理としては、これまでの人生との比率による経験密度が体感として異なるから、みたいな一説もあります。

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たしかに、極端な話例えば1億年みたいな十分な寿命と経験の中から見れば、1年なんて、1秒とかわらない誤差の範囲でしかないですからね。

加速していく時の中で

年末が近づいています。
あっという間です。
アレからもう1年経ったのか、と。
この一年何をしていたのか、と。
そう感じるには良い機会です。

不思議なことにこの加速は、忙しさに関係なく早くなります。

この先も、これまでよりも更にもっと早く、あっという間に過ぎていくことになります。
このまま早くなり過ぎたら、最後には光速を超えることが出来そうな気さえしてしまいます。

親が、子供を成人させるまで20年の子育て期間。
途方も無い時間ありで、とても大変なことだと一般には言われます。
でも、子供にとっては膨大な時間であっても、大人の20年は案外にあっという間なのかもしれませんね。

大変なことには違いはないのでしょうが、
「いつの間にこんなに大きくなって・・・」みたいな話はこの理屈なのでしょうね。

人生は下のエスカレータに乗っているようなもの

突然ですが、
現状維持で良いと言っている人が現状維持出来ることはほぼありません。
それは、現状維持しようという意識でいると結局何もしないことが多く、
維持どころかむしろ下っていってしまうから、です。
上を目指して少し行動していてようやく現状維持が出来る、といったぐらいです。

なぜ何もしないと下がってしまうのか?

それは、自分が止まっている間に「世界と他人は進んでいるから」です。
市場原理での価値というのは希少性で決まるし、それ故にどうしても相対的なものです。

自分が止まっている間に、世界や他人が先に進む動きが、相対的に自分の価値を下げてしまうんですね。

これはなかなか残酷なものです。
歳をとるにつれて時が加速していく中で、どんどん進むことは難しくなる。
体力や健康のこともある。
上がっていくなんてとても困難で、むしろいかに怪我をしないようにうまく下っていくか撤退戦をそのうち強いられることにもなるでしょう。

でも、悪い側面ばかりでも無いです。
市場原理が正常に働いていれば、上にいる人もいずれ降りてきます。
あるいは、止まっている相手なら後から来た人でもいつか追い抜くことはできます。
若い人ややる気のある人には、下克上のチャンスがある素晴らしい仕組みでもあります。
新陳代謝は世界にとっても悪くないことでしょう。

時の加速を実感するとき、ついでにエスカレータのことを思わず考えてしまいます。
皆さんは、エスカレータ、
上に登れていますか?
現状維持できてますか?
安全に怪我をしないように下れていますか?
自分がどのあたりにいるのか改めて確認してみるのも悪くないかもしれませんね。

ではでは。

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