「歳を取るにつれて時間が経つのが早くなる」
なんていうのは、ある程度行きた人なら皆感じたことがあるんじゃないでしょうか。
ついこの前まで、高校生だったような気がしますが、
気がつけばもう30代になってしまいました。
すいません、言い過ぎました。
でも、20歳過ぎてからは本当にあっという間だった感じは本当です。
最初は、忙しさも関係あるのかなと思っていました。
ほら、忙しいとあっという間に時間が過ぎるじゃあないですか・・・
昨年忙殺されてたときなんて、本当にすぐ1週間がたってしまって、
あっという間に納期が近づいてくるんで、恐怖でしかなかったですよ。
全然進んでないないのに・・・
でもこれ、分かってしまったんです。
無職になってからは当然ながら暇です。
でも、時間の速さはやっぱり早いです。
あっという間に退職してから5ヶ月も経とうとしています。
もうそんなにという感じで、まったく自覚がありません。
どうやら暇かどうかは長期的には関係なさそうです。
(直近1時間をどう感じるか、みたいな話はあるでしょうが・・・)
そして、どこかで聞いたこんな話を思い出しました。
歳を取ってから時間が早く感じるのは、
その時間の価値が変わるからだ、というものです。
説明していきましょう。
極端な例ですが、
2歳児にとっての1年は、これまで生きてきた時間の1/2の時間です。
50歳にとって1年は、これまで生きてきた時間の1/50の時間です。
これまで積み重ねてきた経験・時間に比べれば、
1年なんてほんの短い時間でしかなくなってしまう、というのです。
これまでに色んな事があったなぁ、と思い返す時間に比べれば今の1年など短すぎるというわけですね。
■ということは・・・
入社してから5年ぐらい務めた頃、
子供が出来た人は子供が成人するまであと20年も働かなければいけないのか、
と考えていました。
子供側からしてみれば、なんやかんやしているうちに過ぎていく時間ですが、
大人にとっては、20年なんて途方も無い時間で、
そんなことをしている世の親達や会社の先輩のことが信じられませんでした。
しかし、上記の理論が正しいとすれば、
実は大人にとっての20年は
思うよりも長い時間でもない可能性があります。
いつの間にこんなに大きくなったんだ、
なんて話もよく聞きますが
これはそういうことのあらわれなのかもしれませんね。
まぁ、わたし、嫁も子供もいないし、いたこともないんですけれども・・・
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