とある面接でボロクソだった話

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

今は、無事(?)転職を果たした僕ですが、

転職活動序盤、心の何処かでは本気になれないでいる自分がいました。

なぜならば「働きたくない」のは自分の本心だから。

正確に言うと、

「自分が不得意な部分を他人のものさしで測られてそれが価値、賃金になる」

のが嫌だと感じていてそれで働きたくないんです。

(そして往々にして、先に理想を設定されてそれに対して対価が設定される、という順番これがやっかいです。

雇い主や顧客の求める理想が先にあるために、そこに達していなければどうにもなりません。)

とまあそういった調子で、

今回の記事では「働きたくないなぁ・・・」なんて内心思いながら面接を受けた者が 一体どうなってしまうのか、その様子をお伝えします。

目次

某実、某喫茶店、某ベンチャー企業での面接

この日僕は・・・

「正直怠慢だと思いますよッ?!」

とある面接でのボロボロ加減1

「は、はい、おっしゃる通りです・・・ッ!」

とある面接でのボロボロ加減2

何故か盛大に怒られていた。

遡ること、15分前ー

「前回は事務所を見て頂いたということで、

今回はそれを踏まえてね、

まあお互いになんですけどね、しっかり自己アピールしてもらって確認していきましょう!」

とある面接でのボロボロ加減3

などと、

開始時点ではまだ多少の笑顔も見られていたんですけどね。

事務所の見学で現場の人とお会いしたときには、

そこまで雰囲気は悪くなかったと思ったのだけれど、

今日初めての会うこの幹部の方は、

実はある一つの懸念を持ってこの面接に望んでいたらしいのです。

それは、この僕が

「この、どベンチャーのノリに着いてこれるか?

面白がって色々と主体的にやれるか?」

ということでした。

この企業さんはベンチャーだけあって、

面白い取り組みや変わったことにも結構手を出されていて、

そういうところを引かないでついて行けるかということだ。

後で分かったことだけれど、前回の事務所見学時に、

「おとなしい奴で、ちょっと冷めていて、

ついてこれるか怪しい感じがする」という報告が幹部に上がっていた様子。

正直先方の見立てはバッチリ当たっているので、

僕はオドオドしながらこう答えるしかなかった。

とある面接でのボロボロ加減4

「あ、あの、積極的についていけるかは分かりませんが、

 その前職はお堅過ぎる会社だったのでそういうノリは、その、面白そう、です。。。」 

一度ほころんでしまえば、

そこから簡単にほつれは広がっていってしまうもの。

「志望動機が『楽しそう』だけでは弱いなぁ」

などと、つっこみが徐々に始まっていく。

僕は防戦一方に陥りました。

「辞めた理由もネガティブなもののようだね」

「退職後の空白期間も長いようだが、それも何もしていない」

次々に、打ちのめされる僕は、

ついに面接前から心に秘めていた不安を口にしてしまう。

とある面接でのボロボロ加減4

「あ、あの、僕はその、

前職でも優秀な方ではなかったので、その。

手が遅かったりして、ついていけるかは不安に思っています。」

完全にアウトな発言です。

面接とは商品説明会でありアピールの場なのであるからして、

上記の発言は全く不適切であり、この時点で採用の道は閉ざされました。

僕は前回事務所を見学していたときから感じていたんです。

自分がついていけるなら面白そうで良い環境だ、と。

と当時に、「着いていける気があまりしない」とも思っていました。

良い会社だけど入社には、直観的に違和感がある。そんな感覚。

けれど、それでも僕がこの面接の場にいたのは、

「やれる」と認めてもらえるか

「やれるように助力してくれる」か

そんな答えが返って来る可能性もゼロではないと思っていたから。

しかし現実は圧倒的に現実で、

「2、3ヶ月後に違和感を持って辞められるような人材は不要」

「創業から日の浅いベンチャーに、即戦力でない人を育てたりケアする余裕はない」

というような旨の内容をもう少し柔らかく説明してもらいました。

そして、そこからは、ごくごく自然な流れで

採用面接ではなく僕個人の人生転職相談会にいつの間にかなっていた。

お祈りメールを待つまでもなく、

面接中にお祈りが確定したという訳です。

相談会で熱く怒られた理由

そしてもはや相談会となった面接の中で、

・この面談が自分にとって実質1社目であること

・他の会社はまともに探せていないこと

を伝えると次のような展開になりました。

「正直、怠慢だと思いますよッ!!」

とある面接でのボロボロ加減1

たまたま1社目で当社から声をかけられたらって

ポンと決められても困ります」

 「もっと、他のところもしっかり見て聞いて、

比較して判断してもらわないとウチとしても嬉しくはない」

そう、冒頭の流れに戻る訳です。

エージェントへの登録や、Webサイトの登録、フェアへの参加、

バリバリにたくさんの企業を訪問するということを

まだ積極的に行っていなかった僕はそれらの点をひどく注意されました。

総じて、それでどこかに入ろうなんて「甘い」ということでした。

この面接でも、一般的な面接対策とかも特にせずに臨んでいたぐらいですからね。

特に、これまで1社にしかいなかったのだから、

色んな世界や会社を見に行くべきだ、と。

そして、

「ネガティブな理由で辞める人間は、やはり次の環境でも同じような理由で辞めることも多い。

就職のときに本当に納得したり覚悟が出来ていないと、入ってから『ああ、やっぱり○○が駄目だった』なんて、言い訳が出来るようになってしまうのだ」

という話もされていました。

うむ、まあそうでしょうね。。。

振り返り

という具合に、

面接対策をしないでいるとボロボロに打ちのめされる結果になります。

先方の言われていることは本当だと感じましたし、

この後から、結構目が冷めたというのも事実としてあります。

ただ一点補足するのなら、

指摘で言われるような理想の人材になれない人間が悪かというとそうは思いません。

需給の話と、ベンチャーに置けるマッチングの話を聞けたなんだなぁと今では思っています。

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競争に打ちのめされそうになっても気に病むことはない 転職の人材競争もなかなか厳しいもので、うまくいかないと折れそうになってしまいます。僕が思う、競争に折れそうになったときの考え方・捉え方について書いてみました。

結果、僕の求めるものや能力と、

先方の希望がマッチしなかったということです。

多分、適当なウケの良いことを言っていれば入社出来たのかもしれませんが、正直に話したことで適切なミスマッチが起きて双方に理のある展開になったと思います。

入社していたらお互いに不幸だった可能性が高いですからね。

とまあ、僕のケースを反面教師にして、

これから面接を受ける機会のある人は何か参考にしてもらえればと思います。

悪い見本過ぎて参考にはならないですけどね。

ではでは。

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