0か1か?就職に関しては0か2かの世界が多い気がする

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

「0か1か」、あるいは、「0か100か」という言葉がありますよね?

これは、「0.5」とか「50」といった中間のファジーな部分がなく、

極端な状態・状況、あるいは考え方のことを指す言葉です。

「0か1か」というのは、

ミニマリスト的なシンプルを求める思想に照らせば、

迷いがなくて良い状態ですし、

基準がハッキリしているのでバッサリ切れてスッキリする感じにも見えます。

逆に、「0か1」かで生きているとシンドくなるよ、

というのも昔からよく耳にしますね。

目次

0か1かの世界は厳しい?

よく言われるのは、

なんというか、融通が効かなくて苦しいという話。

明らかに状況が0.5だったりするのに、

時分は0か1しか認められないとすると苦しいですよね。

100点(完璧)でなければ意味がなくて、

50点なぐらいだったら初めから何もしない方が良い。

何もしない、つまり0で良い、という思考だったり・・・

でも実際には、期限とコストの費用対効果を考えたら

80点ぐらいが正しい状況だってあるわけなんですよね、実際には。

全てがこのような例に当てはまる訳ではなく、

どちらかというとこれは完璧主義の弊害の例という方が近いのかもしれません。

ただ、0か1に振りきれる状況のときは良いけれど、

もしも0と1で割り切れない現実が出てきたときに苦しんでしまう、

それが0か1の世界の厳しさである、ということは言えそうです。

就職の世界

僕がエンジニアとして忙殺されていた頃、こんなことを思いました。

「給料はそれなりにもらっているかもしれないけれど、

  とても忙しく時間はゼロだし、すり減るばかりで長期的な展望も見込めない

   お仕事辞めたいな・・・」

ありがちな社畜(?)の悩みというやつでしょうか。

しかし、同時にこんなことも思います。

しかし、辞めた途端に、1転して給料はゼロになり、

  レールから外れて再就職も出来ずに朽ちていくことになるんだろうなぁ

   時間はたくさん出来るだろうけど」

な、なんという極端な世界でしょうか。

日本で就職するとなると、どうしてもこういう感じになりがちです。

もう少し間を取って、

お金0.5、時間0.5な世界って存在し得ないものなんでしょうか?

うーむ、極端な世界には困ったものです。

0か2かの世界

僕はこのことを指して、

「0か1」の世界と呼ぶのも生ぬるいと思いました。

会社にいる場合はとことんまで会社に心臓を捧げないといけません。

僕の前職の職場は特にこういう雰囲気が漂っていて先輩も皆そうでした。

これは、「1」どころか「2」とも呼べる極端さだと思いました。

しかし、会社に「2」ほども尽くした人が

一歩会社から飛び出してしまった瞬間にそれはあっけなく「0」になります。

驚きの落差ですよね・・・

さらに現実的には、

給料が低くても良いなら労働時間を短く出来るかと言えばそうでもなく、

むしろ低賃金こそ長時間労働によって稼がないといけない状況が生まれたり、

未経験異業種への転職も難しい現実があります。

日本の雇用は流動性が少ないと言われますが、

会社が労働者の家族まで含めた全ての面倒を観るような設計になっているので、

会社側としても人を雇用するのは大変です。

そこまでするからには会社に尽くしてもらわないといけないですし、

即戦力ないし、育つ人材でなければダメなのも当然ですよね。

お試しで気軽に雇うことなど出来ない現実があります。

このことがもはや時代にあっていない気がしてなりません。

1つの会社にすべての保証を任せるやり方は、

時間をかけて主流ではなくなっていくと個人的には思います。

一番良いのはベーシック・インカムもしくは、

10万円強程度の安定雇用+その先の努力マージンの掛けあわせ

のような形態が実現出来れば最高ですよね。

(賛否はありますが、

高すぎない安定保証+そこから上は徹底的に自由競争、

というのが社会主義と資本主義のイイトコ取り出来ると信じているクチです。)

もちろん、今現在でもすべての企業が「2」の企業ではないでしょうし、

最近では、時短やリモートワーク、休暇取得の緩和等、

面白い取り組みをしている企業も増えてきている事実はあります。

僕個人は「2」の会社に限界に達したので、今は「0」の暮らしを選んでいます。

せめて「1」の会社に出会えると良いのですが・・・

これを呼んで下さっているアナタの会社が「2」ではないことを祈っています。

ご自愛下さい。

ではでは。

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