こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。
台北にも動物園があります。
(トリップアドバイザーさんでもまずまずの評価ですね。)
MRTの文湖線、その名も動物園駅から行けます。
当初行く予定にはしてなかったのですが、行ってみることにしました。
しかも、なんと脅威の入園料大人一人60NTD!
(このときのレートで約200円ちょい)
安い。安すぎます。
しかも、「小さくておまけみたいな動物園」では全然なく、かなり広大な敷地面積を誇っています。
3時間ぐらい滞在しましたが、左から進んで1/3ぐらいしか回れませんでした。
そんな広大な敷地と動物達を、どうやって200円で維持しているのでしょうか?
エサとかちゃんと食べてるのでしょうか?
心配になってきますね。
実際に中に入ってみると、そんな心配は杞憂に終わりました。
皆ちゃんと活き活きと暮らしているようでした。
ああ、違った。
コイツは生きてなかった。
正しくはこっち。
いいですね。
ほのぼのします。
中には、ちゃんと暮らしすぎてこんなことになっている子たちも。
うーん、のんびりです。
よくよく見るとこんな案内が・・・
「うらやましい、うらやまし過ぎるぞ・・・!コアラよ!」
コアラは、20時間「睡眠・休憩」して、「社会的行為」は4時間!
つまり、労働時間が4時間!!
コアラはほとんど寝てるか休憩してるか食事してるんですね・・・!
こんな暮らしに憧れるなぁ・・・などと思いつつ。
あ、今の自分も、すでに似たような暮らししているのかもしれないな、
ともちょっと思ってしまいました。
(長くは持ちません!)
そんなコアラさん達、
見世物にはなってしまっていますが、
それを売ることで身の安全と終身雇用を確保しています。
食うにも寝るにも困りませんし、病気になれば先端医療を受けられるでしょう。
素晴らしい。
その他の動物達も、ありがちな殺風景なコンクリートの檻とは違って・・・
元々の地形を活かした屋外型の自然ブースみたいな造りが多かったですね。
ノビノビとしていていい感じ!
自然そのままっぽいのも過ごしやすいでしょう。
この中で、安全を保障されているんですね。
・・・
・・・でも。
・・・・それでも。
どんなに大き目のブースであっても、精々50メートル四方ぐらいのブースの中。
「一生この中というのは、僕には耐えられない」
僕はそう感じてしまいます。
僕は、基本的にはコアラの暮らしをベースにしたいという欲求はあります。
でも、「それだけ」だといつか物足りなくなる。
たまには外に出てみたいし、外の世界を見てみたい。
余談ですが、同じ理由で僕は離島ぐらしというのもあまり落ち着かないんです。
世界の果てがものすごく狭い感じがして、
自分の世界がここまでしかない、色んなものを見に行けないのが怖い。
沖縄本島ですらそんな気持ちを感じることがありました。
僕は、行動力はないですし、トロいですし、じっとしていたい性分ではあります。
でも、厄介なことにそれだけではダメなんです。
休憩しながら、自分のペースで、たまにの頻度で、
僕は他の世界も見てみたい、そういうややこしいヤツだったりするんですよ。
人間って割り切れないですね。
求めるバランスは人それぞれだと思いますが、
こうした自分の中でのバランスを自分で選択・調整出来ない状況こそが、
不幸なんだろうな、という気がします。
うん、出来るようになりたい。
鳥かごの中の終身雇用と弱肉強食のサバイバル、
皆さんにはどのように映ったでしょうか?
ではでは。
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