インスタでメシ屋を探すというTeenの出現をみて感じる脅威

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

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先日、次のような記事を見かけました。

https://diamond.jp/articles/-/79924

僕は、 自分自身のことを「まだ時代を変革出来る可能性をもった世代」だと思っています。

いや、そう思いたくて過ごしています。

ありがちな「上の世代を見ては、古いなんて思う」こともしばしば。

でも上記の記事には、ある種の衝撃を受けました。

目次

自分(Oldタイプ)は、インスタはやっていないし、検索する

今や破竹の勢いのInstagram(以降インスタ)。

インスタの特徴は何と言っても、「画像を主軸としたSNSであること」ですよね。

Instagram – Wikipedia

率直に、自分はInstagramはやってません。

こんなことを言ったら呆れられるかもしれませんが、

Twitterとか他のSNSにも画像自体はあったし、なにが特別受けているのかはいまいちピンときてない部分もあったりして。。。

・画像のフィルター機能が良かったのか?

加工しない方がキレイに見えて好きなんだけどな

・ハッシュタグの元来の用途から外れたネーミングしている人多いよね?

あれいいの?

なんか、この感覚がヤバイな、と思う訳です。

 

僕がそんなことを言っている間に、

インスタでメシ屋を探してしまう人達が現れてしまったのですから。

ぐるなびや食べログや使わないオジサン世代を見ては、

便利なんだから使えばいいのに、古いなぁ・・・

これからは、グルメも「Retty」とかキュレーション型が流行っていくのかなぁ・・・

なんて薄らぼんやり言っている間に、

画像やハッシュタグを駆使してメシ屋を見つけてしまう人達が現れていまいました。

Rettyのようにサービス側が主導しなくても、

料理の写真が上手い人や、確かな店をアップしている人は

自分で勝手にキュレーターのようになっていってしまいました。

衝撃です。

若いニュータイプはディジタルネイティブ、ネットネイティブ

画像だけでなく、Youtube、Vine、ニコ動、ニコ生、ツイキャス然り、

若い世代は圧倒的に動画コンテンツの利用率も高いです。

日本の主流動画共有サービスYouTube・ニコ動・Vineの利用状況を確認する(不破雷蔵) – 個人 – Yahoo!ニュース

動画や画像を簡単に扱うことは、

高性能な端末と高速な回線と、巨大なサーバー技術、ストレージ

あらゆる要素が揃っていなければ実現出来ません。

当たり前ですが、今の時代だから可能になったことです。

若い人達(こんなカテゴライズしたくはないけど)は、

デジタルネイティブであり、ネットネイティブです。

上の世代をオジサンなんて揶揄する僕でも、10代の終わりぐらいからしかネットに触れてません。

物心付く前から、文字も読めない頃からタブレットでYoutubeの視聴操作だけは覚えてしまう次世代が現実に現れていることを考えれば遅すぎます。

意図的に時代を読んでやっているとか、そんな話ではなく、

出来るから、便利だから、その環境にあるから

若い人たちは、ごくごく自然にそういう解にたどり着いているんです。

インスタでご飯探せばいいじゃんというね。

その発想はなかった。

テキストも主流だけど、画像・動画の時代がやってくる

というわけで、画像、動画の時代が本格的に到来し始めています。

Instagramの例は最も端的に象徴しているなと感じましたが、

他にもこんな技術がありますよね。

画像認識

Googleフォト」に画像をアップロードしておくと、

アップ時にタグ付け等をしなくても、

画像解析で何が写っているかを判別して自動的にカテゴライズしてくれます。

誤判定はあるものの十分実用的な精度です。

もう画像の中身が機械的に分かりつつある、ということですよね。

これを応用していくと色々な可能性が広がる気がします。

画像や映像の強さ、世界で通用する

また、画像や映像がテキストよりも圧倒的に優れている点として、

「国境を超える力がある」という点があります。

テキストにはどうしても言語の壁があって、

日本語のものはの本国内にしか基本的に読まれないし理解出来ません。

しかし、「料理」「動物」「笑顔」「美人/イケメン」「面白映像」などは、

基本的に世界共通で理解は出来ます。

文化的バックグラウンドでウケるウケないはあると思いますが、

何が書いてあるのか写っているのか理解出来ない、ということはない。

極端なことを言えば、1億人→70億人に届く可能性があるという訳です。

これは強いですよ。圧倒的に。

英語が流暢に出来なくても世界に打って出る唯一の方法と言っても良いと思います。

自然言語検索

画像認識とは違いますが、

ちょっと似ているかな、という事案として、自然言語検索があります。

最近このブログに来てくださる方の検索後を見ていると、

単語の羅列で検索してきてない人がチラホラいます。

どういうことかというと、例えば

僕なら、「30歳以上 漫画 アシスタント」とか打つところ、

「30歳からの漫画アシスタントなった人」

という検索の仕方で来てくださった方がいます。

こういう「話言葉」での検索を自然言語検索といいます。

AppleのSiriとかGoogleの音声検索でも自然言語で検索出来ますよね。

僕の感覚から言うと、

「如何にセンスの良い、Googleさんに分かりやすい単語の羅列を思いつくか」

が検索で欲しい情報を得る条件であり、ある種の検索的センス、技術だと思っていました。

今でも僕には、そいう感覚が拭い切れないですが、

実際そんなことは関係なくなってきているんですよね。

今日では。

普通に会話のような自然言語で検索すればいいんです。

検索を全く使いこなせないオジサマ世代をみて、

「検索して調べようよ」とか

ある残念な気持ちのようなものを反射的に抱いてしまうことはありますが、

そういう僕であっても、

自然言語検索が当たり前の世代からしたら、

なんて時代遅れで無駄なことをしているのか、ということなんでしょう。

新しいモノだってすぐに古くなる、次世代の脅威と向き合う

いやー、次世代が怖いです。

怖いというのは、「前述のような行動や思考が理解出来ない」という意味ではありません。理解不能なものに対する畏怖の念とはまた別の感情です。

生まれついたときからネット時代に生まれて、

「今まで無かった発想が出来る人がどんどん輩出されていく、

そんな強者と僕達の世代は勝負しなくてはならない」というそういう戦慄です。

英語の出来る新興国の若者なんてもっと脅威ですよね。

しかも純粋で貪欲だし。

とはいえ、こういうときに脅威論だけでは面白くありません。

ここまでの書きっぷりだと、ありがちなジェネレーションギャップ問題・論争のようにも見えます。

変化の速いこれからの時代では、もっともっとギャップが激しく開いていくことになるのかという危惧を感じるかもしれません。

でもそんなこと、あんまり怯えなくてもいいと思うんです。

こういう発想出来る人がいるんだ、面白いな。

という気持ちでもって、参考になるなら純粋に取り入れていけば良いんです。

それだけだと思います。

例えば、散々画像と言ってきましたが、テキストだってなくなる訳ではありません。

何が良くて何が悪いかなんて必ず「〜という条件・状況なら」が前提に付きます。

省略された条件を見抜いて、良きところで良い物を使っていけばいいんですよ。

https://diamond.jp/articles/-/79216

あと、本来年齢なんてのも関係ないですからね!

もう集団でカテゴライズするのは無意味な時代になりました。

○○世代だからこう、○○人だからこうだ、

傾向はあるかもしれませんが、マスが縮小する多様なこの世界では、

あるひとにはある!ないひとにはない!それだけです。

そして、色んな属性の間を行ったり来たりするようになるんだと思います。

ただ、僕個人のスタンスとしては、次のようにも思います。

古い価値観にも大切にすべき価値はあるけれど、

それは「昔でも出来たこと」であり、

せっかくなら僕は「今だから出来るようになったこと」

を積極的に謳歌していきたいと考えます。

逆に言うと、古い価値観は「昔でしか出来なかったこと」とも言えますしね。

ではでは。

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