田舎出身者が思う田舎と、都会出身者から見る田舎の違い

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まず第一に、どちらが優れているとかの話ではない。
でも同じものを見ているのに見え方が違うかな、
と感じるので、その辺りを書いてみたい。

僕の持つ都会と田舎感は次の通りだ。

目次

田舎を知っているか

都会から出たことのない人をみたときにこんなことを思う。

小さい頃に田舎を経験していないなんて、なんだか可愛そう。
自由に野山を駆けまわって、
サバイバルゲームとか、川遊びとか、雪遊びをするってのが
全部近所で出来た。
ああいう経験をしていない人生は嫌だ。
また、故郷に帰る、最後に帰るべき場所がある、という感覚。
これがないのもとてもさみしい。
もちろん、例えば東京生まれ東京育ちであれば東京が故郷ではあるが、
一度も出たことがない人は、あんまり故郷感を持っていない気がする。

都会を知っているか

田舎でずっと過ごしている人と接したときにこんなことを思う。

都会、特に東京を一度も体験していないのは、何だか可愛そう。
都会の便利さと煩わしい人間関係のなさと、
懐の深さと、
そして、各種業界の最先端を走っている
その環境に身をおく刺激を味わうべきだ。
田舎の外の世界を一度見ておいた方が良い。

都会から見た田舎の勘違い

よく、都会の人が勘違いしているのは、
田舎は人が優しくて助けあう、というもの。

確かにそのように描く作品やメディアが多いせいかもしれないが、
田舎出身者同士で話をすると大体以下のような感じになる。

田舎は、本当の意味での村社会だということ。
排他的で田舎の部外者に冷たい感じと、
近隣の探りあいと、いがみ合い。
どこそこの誰々はどうしてる、こうしてる。

自分の脚と肌で感じてみるべき

一度の旅行程度ではなく、しばらく住んでみるべき。
旅行だけでは分からないことがある。
暮らすということがどういうことか。

田舎でも同じ、旅行程度は分からない。
暮らしてみる、ということが必要だと思う。

暮らしを知る、という観点からは、
最低季節を一巡する意味で1年ぐらいは住んでみることが望ましい。
特に、田舎は、季節によって全然違う表情を見せる。

いずれにせよ、
一度自分の住む世界を外から見てみないことには、
自分たちの世界自身のことがよく分からない。
外から見てはじめて、
自分世界の良さに気づくこともあるし、
あるいは悪いところが分かるかもしれない。

僕は、片方しか知らずに、
決定をしてしまっている人は少しさみしい感じがしてしまうのだ。

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