計画はカーナビ的に、ご利用は流動的に

当ページのリンクには広告が含まれています。

IMG_20151214_135102

こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

せっかく思い立って旅行に行ってみても、

あっという間に頓挫してしまう残念な野郎です。

あわせて読みたい
無職には旅をさせよ、台湾編。目指せ高雄! こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。 台湾にやってきております、はい。 前回は挑戦的試みで小説風に綴ってみましたが、 なかなかシンドい&痛々しい結果になって...

目次

計画に拘りすぎなくても良い

そんな僕が思うことは、「計画に拘りすぎなくても良い」ということです。

計画をガッチリ決めていて、極端な話、分刻みのスケジュールにしていると、

こういうトラブルや変化があったときに完全に頓挫しますよね。

計画が乱されたことにイライラしたり焦ったりすることも多いでしょう。

やってみないと分からないことが多い

トラブルはつきものだし、計画通りにいかないのは世の常ですよね。

これはどんなに綿密に確率を下げたとしても、究極的には避けては通れないものです。

特に初めてやること、知らない環境であればなおさらです。

旅行で言えば、そんな大きなトラブルではなくても、

・思ったよりも歩く距離があり疲れた

 予定していたところまではいけない。動きたくない。早く寝たい。

・ホテルや宿が快適でない、環境が変わった、など思ったより疲労した。

 翌朝の出発はそんなに急ぎたくない、昼から行動したくなった。

・あるいは、思ったより距離が近かったり、疲れなかったり

 もっといけそうな気がする

・たまたま現地でみかけた何かが気になって、そっちに行きたくなる

・雨など天候が悪くなったために、予定したことが出来なくなる

・アレを食べようと思っていたけど、胃の気分的にそうじゃなくなった。

なんてことが起こったりするものです。

要は、そのときの体調や疲労度、気分、天気、環境、

そういった実際当日にならないと分からない要素が案外あるんですよね。

僕は、計画よりもそういったものの方を大事にしたい、と思っています。

そういった「ちょっとした違和感」を無視して計画を推し進めることも出来ますが、

結果的に「なんかイマイチだったね」なんて感想になったりするものです。

だけどアドリブに必要な瞬発力や判断力もない

だけど、僕は、そんなに優秀な人間ではないので、

臨機応変に対応するだけのアドリブ力や瞬発力を持ち合わせてはいません。

何の気なしに、機転を利かせられる天才肌のタイプが存在しますが、

残念がら僕はそうではないし、多くの人もきっとそうではないでしょう。

だから僕は、事前にそれなりに調べたりもします。

一応、計画の骨格のようなものぐらいは考えることもあります。

その調べている様をみて、

「ああ、ガチガチに計画したいタイプなのかな?」

なんて思われることもありますが、違うんです。

今回も、行くつもりだった「高雄」の予定はバッサリと捨てましたし、

別の日の「九份」に行く予定もアッサリと諦めました。疲れていたので。

逆に行く予定も全くなかった動物園に行ったりもしてます。

また過去にも、「行きの飛行機と初日の宿だけとっておいて、

あとは帰る日も行く場所も泊まる場所も行った時の気分で決める」

という旅行を何回かしています。

(さすがに国内でないとそこまでの自由度は難しいですが)

「やってみないと分からないから計画はいらない」

「風の吹くままに」

というのが性分としては最高なのですが、

その能力がないので、情報で補おうとして調べているんです。

計画はカーナビ的に、ご利用は流動的に

情報で補う、というのはどういうことでしょうか。

僕は、「気になる場所や行きたい場所をピックアップした一覧、

候補のプールのようなものを持っておけば、

何かが狂った時にはそこから別のものを取り出せば良くなる」

という考え方をしています。

候補のプールがないと、僕の力ではアドリブが効かせられないからです。

それを事前に調べているだけなんですね。

そしてそのプールからざっくりと案を組んでみたりもしますが、

あくまでも、それを選んだとしたらこうなる、という程度のものです。

カーナビに目的地を入れると、予想到着時刻が分かるようになります。

目的地までのルートを外れてもリルートしてくれます。

指定された道を必ずしも行く必要はない訳ですよね。

到着時刻が遅くなるならそう教えてくれますし、

経由地を増やしたかったら、増やしたときどう行けばよいか教えてくれる。

目的地を変えたかったら変えれば良いし、変えた時どう行けば良いか教えてくれる。

僕個人的に、計画というのは必ずその通りにするものではなく、

あくまでも「見通し」として使うとうまく機能するのではないかな、

と思っています。

ガイドブックも情報のプールに該当するので、

これを片手に当日の気分でピックアップしながら巡っていくというのが、

僕の一番しっくりくる旅行スタイルです。

さらに、近年ではどこでもネットが使えるので、

移動しながらでも色々調べたり、予約出来たりしますからね。

旅先でのコンビニとかも頼りになります。

本当に、無能にも優しい世界になったなと思います。

なにせ昔であれば、計画や折衝が大事で、

それらなしには成立しなかったんですもの。

計画して、同行者にも調整をし、旅先にも予約する。

例えば、黒電話のような固定電話の時代であれば、

事前に計画していないと待ち合わせることすら不可能でしたものね。

今では、

「近くまで来たら連絡するわー」とか

「家を出るときに連絡するわー」とか

程度で十分成立するようになりました。

海外旅行中ですら、別行動をして再び合流する、なんてことが可能な時代です。

逆に言うと、

計画を決める力や計画を困難を乗り越えて何が何でも推進する、

といった力が極端に弱くなっているなという感じはもちろんします。

でも、あまりそこに悲観はしなくても良いのかなと。

一言で言ってしまうと、「そういう時代だから」

大体の文化やテクニックは、時代や環境によるその中での最適解をとっています。

今の時代が、

「計画なしでも生きられる、その方が生きやすい時代環境」

なのであれば、「そうするだけ」という感じで捉えればよいんじゃないでしょうか。

もちろん、その人の資質の傾向にもよります。

アドリブ力の極端にない人や計画が得意な人には、やはり計画が大事でしょう。

そうしないとこなせないし、その方が有利なのですから・・・

さあ、みなさんは計画派でしょうか?それともアドリブ派でしょうか?

ではでは。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次