こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。
ぷららモバイルを卒業することにした僕ですが、
とはいえ、モバイル回線なしには行きていけません。
代わりにどこかのMVNO、いわゆる格安SIM事業者を探す必要があります。
今日は、モバイル回線の引っ越し先について考えてみたいと思います。
格安SIMやMVNOに関しては、「格安SIMとスマホ比較」さんにかなり質の高い情報がまとまっていますので、僕も参考にさせて頂いています。
では、参考にさせて頂きつつ検討していきましょう。
ぷららを使っていた人が望むのは、使いたい放題
ぷららモバイルLTEを使っていた人なら、
定額の使いたい放題を基本的には希望するでしょう。
使いたい放題は、選択肢がそんなにありません。
候補1 b-mobile 高速定額プラン
b-mobileさんは、最初から選択肢に入れてはいけないと言っても良いほどの評価をされています。理由は、定額で高速だけど、高速じゃないから。
何を言っているのか分からない文章ですが、本当なんです。
速度測定サイトやアプリで見ると高速だけど、実際にYoutubeを使おうとすると、ものすごく遅いっていう現象ですね。アプリ毎に通信制御がされていて、大容量の通信をするアプリは、軒並み低速にされてしまうという。
これだと、高速定額を志向する人の求めるものには刺さらないですよね。
今回は、辞めておくことにします。
候補2 U-mobile LTE使い放題プラン
次に、当然挙がってくるのがU-mobileさん。
使い放題系の中では、3日間の通信制限さえ目をつぶれば最強とされています。
当然、ぷららから引っ越すのであれば、僕もこのプランを一番に考えます。
確かに悪くない、悪くないのですが・・・
あえて気になるとすれば、
やっぱり人が混雑するピークタイムには速度が落ちてしまうこと。
まぁ、これは各社同じことですし、ぷららさんよりは俄然踏ん張っていますけどね。
これを踏まえても、僕にはもっと魅力的に思える人が現れたのです。
使いたい放題である必要が本当にあるのか
そう、これを言っては身も蓋もなくなりますが、
使いたい放題である必要があるのか、という気持ちになってきたのです。
僕の場合は、実はそんなに使いません。au時代は普通に使って月2Gbyteでした。
実家でぷらら回線をインフラがわりにかなり使ったときでも、1日500Mbyte。
毎日そのペースで行ったとして、月15Gbyte。
使いたい放題を志向しておきながら、モバイル回線で動画は見ないですし、
引きこもっているので、べったりモバイル回線にいる頻度もそれほど高くない。
家では固定回線ですしね。
ということに気がついてしまったんですよ。
ノマド対応出来るように放題を選んだフシもあります。
家にいても集中出来ない、というのもあった。
でも、最近は家でも集中して作業出来るようになってきてしまった。
そう考えると、使い放題でなくても、大容量のプランを持つ事業者さんはあります。
また、多くの場合、使いたい放題よりも、高速かつ安かったりするんですよね。
候補3 DMM-Mobile
DMM-Mobileさんは、もう魅力的過ぎます。
個人的には、現時点で最も人に進めたい事業者さんですね。
公式:DMM-Mobile
業界最安宣言
業界最安を自ら公言して、より安いプランが他社から出れば、すぐに追従する姿勢を貫いています。ので、DMMさんを選んでおけば基本的には、同一容量では常に最安という安心感があります。
多岐にわたるプラン展開
使いたい放題から引っ越すのにも十分な、
大容量10Gプラン、あるいはその先の15G、20Gプランがあります。
15Gから先は、値段が跳ね上がるので、ほとんどの人は選択肢に入れられないと思いますが、存在していることが重要です。
もちろん、小容量のプランもあり、様々な人のニーズに応えてくれます。
データ容量の繰越とバースト機能
使い放題から引っ越すにあたっては通信容量が気になるところです。
果たして10Gでも足りるのか、と。
僕が使いたい放題を志向していたのは、実際にたくさん使うから、ではなく、
使いたい時に使えなくなるのが困る、制限に怯えてセコセコ計算しながら使う、そのストレスが嫌だった。
そういう観点でいくと、完全に用途次第ですが、でも、果たして10Gを超えるときはあるかもしれませんが、年何回でしょうか?旅行とかのときぐらいだけだと思うんですよね。
DMM-Mobileなら当月に使い切れなかったデータ容量は、翌月に繰り越されます。旅行とか外出先での作業が多くなるときに、10Gで足りないことがあっても、
前の月が5Gなら15Gで運用出来るんですよ。
普段5Gなのに10G契約をするのは無駄な感じもしますが、
使い方の変動の可能性がある人には向いていると思います。
また、万が一、使いきってしまっても、バースト機能があります。
動画は見れませんが、通信の初速だけは早くしてくれるので、TwitterとかWebぐらいの容量が小さく収まるものだと、初速のウチに読み込めて、ストレスを感じにくい、という仕組みです。
これも心強いですよね。
SIMカードが3枚運用出来る
料金はかかりますが、シェアコースで複数SIMの入手も可能です。
端末が複数あるという人や、家族のデバイスと分け合いたい人にもオススメです。
とまあ、色んな人にニーズに細かく対応していて、
通信品質も安定しているので、魅力的ですわコレは・・・
悪くない、むしろいい、最有力候補ですよ、
でも、
・・・でも!
候補4 FREETEL-SIM
個人的に刺さったMVNO、FREETELさん。
公式:FREETEL
最大の特徴、自動料金プラン
FREETELさんを語る上では、この自動料金プランは外せません。
他の事業者では、契約時にプラン(容量)を決めてしまって、その範囲内で使います。
大きい容量にしておかないと、いざというときに使えなくて困る。
でも、大きい容量にしておくと、あまり使わなかったときに損をする。
この問題を解決するのが、FREETELさんだけが実施している、
実際に使った量で料金を決定する従量課金の料金体系です。
よくある2段階定額をもっと多段階にした感じですが、
ありがちな2段階定額と違って、上段でも他社と遜色ない料金を保っています。
従量課金だと青天井が怖いかもしれませんが、
最高は10Gの3170円(音声付き)となっており、最大まで使っても怖いほどの金額ではありません。
繰越よりも柔軟性が高いですよね。
通信品質で今のところ健闘している、増速マラソン
ここもポイントが高かったんですよ。
FREETELさんは、通勤時やお昼どきの混雑ピークタイムでも、
他社よりも速度が落ちていません。今のところ。1Mbpsは死守しています。
MVNO格安SIMの通信速度の比較記録 | 格安SIMと格安スマホの比較と評価サイト
それは、まだ2015/7に始まったばかりのサービスで人が少ないからであり、今後人数が増えても維持できるかは懐疑的な意見・評判が多いです。
当然それはありますが、回線の増強を常に取り組んでおり、少なくとも1年は安心できそうでうす。
FREETEL SIM、毎月回線を増速する「回線増速マラソン」をスタート – ITmedia Mobile
ただし、2015/10月は、「爆速体感キャンペーン | FREETEL」を実施した影響で速度が落ちてしまっています。
しかし、それに対しても、すぐさま次のような発表をしており、相当な意気込みを感じます。
手負いのFREETELは二度咲くか
繰り返しますが、FREETEL-SIMのサービスは、2015/7にスタートしたばかりです。
ばかり、なのですが・・・
実は、FREETELはもともとfreetelという名前でMVNO事業をやっていました。
そこであまりにも低速だとの評価を受けて、ボロボロに負けてしまったのです。
なので心機一転、社名の表記を大文字に変更して、出直しスタートしたのが今のFREETELなのです。
出直しにあたって、ドコモと直接L2接続する形を取り、今までよりも自分達で柔軟にシステム調整出来るようにしました。
そういった経緯もあって、ここまで通信品質に徹底的に拘るんです。
過去に盛大にやらかしたから、次もダメだ、FREETELは信用出来ない、
という見方をする人もいますが、
僕は逆に考えています。
失敗した人っていうのは、強いですよ。絶対に。
なんか、面白いじゃないですか、そこに懸けてみるのも。
僕のニーズにマッチするのは、FTREETEL SIM
という訳で、僕のニーズにマッチするのは、
FREETEL-SIMだという結論に達しました。
ポイントは以下です。
・最低通信速度がいまのところ速い
・利用実態として、それほどの量を使わないが、たくさん使いたいときもある
→これに対応する柔軟な料金プランが提示された
ぷららさんを契約したときには、通信容量を最も重視して契約しました。
しかし、実際には、そこまで通信しない、ということと、
最大通信速度よりも、最低通信速度を重視しました。
負荷の大きいときでも1Mbps以上を維持出来るか、これが重要だと判断しました。
僕が本当に大容量を使う人であるならば、
DMM-Mobileさんの方を選んでいたと思います。
DMM-Mobileさんとの比較では、使わない時の値段と、最低回線速度を重視した結果、FREETELさんを選ぶことにしたいと思います。
最後に
ここに記載したことは、執筆時点(2015/10/13)の情報であることには、
十分に注意して下さい。この業界は変化が激しいので。
もしも、誰かの検討の参考になれば幸いです。
ではでは。
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