右手の爪の横が腫れて痛かった
2週間とか以上経っても全然治らない。
ちょっと触れたり、押したりすると、ズキズキと痛い感じ。
悪くもならないけど、よくもならない。
Google先生に聞いてみても、
「爪周囲炎」というのが出てくるけど、
どうも様子が違っていた。
なんせ、こんなに長期間治らないという話は
探してもほとんど出てこない。
だいたいは、そのうち治るよ、ってな話に帰結する。
あまりに治らないので、
膿が溜まっていたり、芯のようなものがあるに違いない、
と推測し、「それを取り除く意外に術はなし」と思うに至った。
病院に行くのが嫌いな自分は、自分で外科的な処置を施すことを決断する。
■過去記事
結論的には、この決断は正しかった。
執筆現在、すっかり完治している。(↓この辺の話)
しかし、そのときの手術前の僕は、
あまりにも予想外な結末が待ち受けているなんて知る由もなく、
終わりゆく夏の背中を追いながら終わらない宿題について考えたりしていたんだ。
■過去記事
これより外科的手術を執り行う
まずは、本来の用途は眉毛カットであろう小型ハサミを使って処置を試みた。
しかし、右手を相手に左手で使役するハサミは思った以上に使いにくく、
あえなく断念した。
早くも最終手段となった「ピンセットさん」に登場頂くより他ない。
爪と肉の間をホジホジしてみたり、
思いっきり挟んで引き千切る的な作戦を立案した。
安心してください。僕は正気ですよ。
そうこうしながら作戦を実行すると、
現場から意外な報告が上がってきた。
「隊長、この先に何か居ます!!!」
「うわぁああ、な、なんだコイツは!!!」
「ガガー、ピー」
ここで通信は途絶えた。
爪の横から現れた全ての元凶は
僕は恐る恐る、ソイツの姿を確認した。
なんかすごく、
そうすごく、
なんて言うか、そう、小さい、小さいやつだ。
ああ、これ知ってる、
そう髪の毛ほどの細さのやつ。
みたいな、っていうか。
髪の毛そのものやないヵい!
長さは2~3ミリぐらいの短いやつだけど、
ソイツは確かにそこに「居た」。
(写真はイメージです。実際はもっと短い2~3ミリ)
・・・
・・・コレ以上引っ張ってもしょうがないですね。
そうなんです。
爪横に入りこんだ小さな髪の毛が、
そのうちに奥深くに入り込み、
終いには肉の内側に取り込まれるように入り込みはじめていたのですね。
物理的に異物が混入してるんじゃあ、
そりゃあ痛いハズですよ。
しかも、原因はいつもすぐそばにあった訳だから、
待てど暮らせども治るハズなんてなかった訳です。
分かってしまえば、何のことはないですね。
治ったこともそうですが、謎が解けたスッキリ感が
抜群に素晴らしいですね!ヒャッホウです。
という訳で、随分もったいぶってしまいましたが、
もしも原因不明の爪横の痛み、腫れに悩まされている人がいたら、
ぜひ疑ってみて頂ければと思います。
ソイツは、今あなたの爪の横にも「居る」かもしれない。
ではでは。
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