今、関西、特に大阪では、
「大阪都構想」をめぐる住民投票の報道で持ちきりだ。
都構想の是非については、
それぞれの個々人がよく考えて判断すれば良いと思う。
ただひとつ、
どうしても納得がいかないことがある。
都構想の反対派の宣伝文句の中に、こういう表現が存在しているのだ。
「都構想はよく分からない、
よく分からないものは怖い、危険だ、
だから分からないものには反対しましょう
反対に票を入れましょう」
まったく意味が分からない。
いや、正確には意味は分からないでもないが、
なんだろう、全然理屈としてスジが通っていないと感じる。
別に、都構想に反対なのはいいと思う。
しかし、メリットデメリットを判断することを放棄して、
「よく分からないものには反対しましょう」
なんてあまりにもおかしい。
これだけ長く民主主義をやってきて、
国民総中流で教養もあるこの国において、
こんな謳い文句に流されるようではあまりにも残念だ。
分からないのであれば、今の時代は双方の意見を調べることも出来るのだから、
ぜひ自分の頭で考えて行動出来るようにして欲しいし、
自分もそうなりたい。
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