報連相、質問や確認が出来ないif文

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こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

報連相とか責任とかって言葉はどうにも苦手です。
さらに、言葉だけでなくそれらを伴う行動の話ともなればもっと苦手です。

苦手な理由、それは僕には報連相よりも譲れないものがあるからです。
そう、それはしばしば諸悪の根源と言われる「くだらないプライド」というやつです。

目次

報連相が機能するとき

そもそもですが、活発な報連相がうまく機能するのは単純に以下のときだけだと思っています。

それは、
「報告して状況が良くなるとき」
です。

良くなる、の定義には
・プロジェクト全体として
・報告先の視点から
・報告者の視点から

等、様々な視点があるので難しいところではあります。

ただ、起点を報告者にしている場合はやはり報告者の視点において、
状況が良くなることがインセンティブとして必要だと思います。
(報連相が自動収集や上からの聞き取りでない場合、ですね)

ちょっと偏った視点ではありますし、
仕事なんだから良くなろうがどうだろうがちゃんと報告するのが当然だろ!
と言われればそれまでなのですが・・・

・状況が報告者の能力を超えていて対案が示せないとき
・報告先も状況をなんとかしようという気概がないとき
・報告先に状況をなんとか出来る権限や力や能力がないとき
・報告先にも切れるカードがなさそうなとき
・報告者に責任や対応がまるごと跳ね返ってくるとき
・叱責のみしか得られるものがないとき

こんな状況のときは報告するのが億劫になります。
自分の無力さを棚に上げて言わせてもらえば、「この人に言えばなんとかしてくれる」感が大切なのです。

責任論やプロジェクト全体のためを思えば、上記のような状況であっても報告を上げないのは大問題です。
ですが、報告者も人ですから、
上げても意味がないとか、むしろ手間や負担が増えるだけと思ってしまえば報告は上がらなくなってしまいます。

報連相が機能しない考え方

報連相、簡単な言葉ではありますが、
よほど純粋で何も考えていない人か、
ちゃんと全体の責任感を考えている人でなければ、
なかなか簡単にはいきません。
以下のような状況をすべてクリアする必要があるからです。

if (状況が整理できていない) {
報告してもおこられる可能性フラグ  = true;
}
if (原因が説明できない) {
報告してもおこられる可能性フラグ  = true;
}
if (対応策が練れていない) {
報告してもおこられる可能性フラグ  = true;
}
if (再発防止策が練れていない) {
報告してもおこられる可能性フラグ  = true;
}
if (時間やフェーズが経過しすぎている) {
報告してもおこられる可能性フラグ  = true;
}
if (報告してもおこられる可能性フラグ) {
まだ報告できない、やめておこう
}

50点の報告でもないよりはマシです。
それは分かっているのですが、
どうせ跳ね返ってくるなら「やめておこう処理」に入ってしまうというものです。

そして、ADHD傾向の人なんかは特に、最初の方のIf分をクリア出来ないのでいつまで経っても報告できません。
そして報告が遅くなればなるほど状況は悪くなる悪循環。

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僕にとっては、このif文の方がとても大事なのです。
プロジェクトや、ひいては自分のためにならないと分かっていてもどうしても出来ない。
それは冒頭で触れたように、「くだらない自尊心やプライド」によるものでしょう。

でもそれは、僕にとっては何よりも優先度の高い、くだらないものなのです。

皆さんは、報連相出来てますか?
ではでは。

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