1年近く働いていない空白期間に何を得て何を学んだのか

こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

「随分と長い空白期間があるようですが、その間何かされていたんですか?」

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こんなことを聞かれることもあるかもしれない。

無職が半年を超えるとこういうことになるし、1年が近いとなるともはやギリギリだ。

(例えば転職市場では1年を超えると1年でもも5年でも一緒のくくりになる)

それはそれとして、無職であろうがなかろうが

自分が過ごした1年が無駄だったなんていうのは寂しい話なので

ちょっと無理やり振り返ってみたい気持ちになっています。

僕がこの1年に得たものは一体何だったのか。

自分自身の整理のためにつらつらと列挙してみることにたいと思います。

目次

休みは大事だということ、回復

まずは何を置いてもこれが第一。

実際に退職前にはメンタル的にも、フィジカル的にも消耗していて、

健康診断の数値もかなりやばいものが多かった。

そういう意味ではだいぶ回復できたと思う。

休むとは必ずしも立ち止まることイコールとは限らない。

その本質は嫌なもの(体力・精神を消耗するもの)と距離を置くことにあると思う。

代わりがきくことであれば、ひとつずつ限界まで絞って使うのがいいだろう。

しかし、自分の人生は自分自身のものであり、壊れたときに代わりはいない。

なら、休み休み使っていくしかないんじゃないか?

マーケット感覚とか受給マッチングの意識

「マーケット感覚」という概念については有名ブロガー「ちきりん」さんの

著書をぜひ読んでもらえたらなと思います。

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

マーケット感覚を身につけよう—「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

僕はブログの運営を行うにあたって、

マーケティングやSEOについて(薄っぺらくではありますが)勉強していくうちに

こんなことを思うようになりました。

「世の中に絶対の正義があるわけではなく、

人が何か良いとかべきと表現するとき必ず前に条件がついていて

××をするのには○○が良い、向いている。でしかない。」

「どのようなニッチなベクトルであれ、それを求めてる層は一定数存在する」

「もちろん、ニッチな需要は少ないが、インターネット時代は、

その少数と少数のマッチングを可能にする」

「どんなに価値のないような人やモノでも、

適切なところに届ければ一定の価値がある」

「この世の不幸のほとんどはミスマッチ、需給のアンバランスにある」

と思うようになりました。

正確にはもともとぼんやりと思ってはいたけれど、確信した、という感じでしょうか。

世の中で主流とされるものでなくても生きていける可能性を感じたということです。

そもそも、「主流」自体が今は薄い概念になりつつあります。

テレビ番組でも音楽でも誰もが見て聞い知っていて、

翌日にはクラスや職場で話題になるようなことって何かあるでしょうか?

いわゆる「大衆」はなくなりつつあります。

今は色々なジャンル属性をもった「界隈」の身内でしか通じない話が多いですよね。

F1は直線を最速で移動するには向いていますが、

近所のコンビニに行くには速すぎるし、高すぎます。

軽自動車はコンビニに行くには向いていますが、レースでは勝てません。

どちらが正義で悪だなんてことなく、

適切なところに使われるかどうかのマッチングの問題だということです。

ミスマッチな環境で苦しんでいる人が多いように感じますが、

それは人として劣っているのではなく、

適切なところにリーチ出来ていないだけなんだと思うんですよね。

というような感覚を常に意識するようになりました。

自分の適性を活かした動きと売り込み方が出来るかが、これからは重要だと思います。

ちょっとは「やってみよう」という気持ち

何かをやろうとするとき、普通に考えたら面倒にだと思うことも多いです。

僕も基本的にはそういうタイプの人間です。

でも、「ブログのネタになる」という意識で生きていると、

やってみることもおいしいじゃないかと感じるようになりました。

例えばトークセッションなんて行くタイプじゃあなかったことを思えば、

多少は行動するようにもなったというものです。

(それでもまだまだ行動力は足りませんけどね)

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一足飛びには手に入れられないことを理解した

僕は理想だけは高くて、行動を伴わないところがあります。

あれもこれも手に入れたくてどれにも手が出せないでいました。

自己啓発ではまずは行動だとよく言われます。

無職で自由あれば、色々と出来るかもしれない、とそう思っていました。

すべてを捨て去れば、何か思い切ったことが出来るかもしれない、と。

しかし、1年近い時間があっても出来ることには限りがありました。

僕には瞬発力やアドリブ力がありません。

そんなタイプの人間が、いきなり「すべてを変えてやる!」みたいな

瞬間火力に頼ったような戦い方では勝てるわけがなかったんです。

それが良く分かりました。

床を雑巾がけしようと思ったら、

床一面に散らばっているゴミをまず片づけないと出来ないんですよ。

もちろん、瞬発力のあるタイプの人なら

これを一気に立て続けに片づけることが出来るでしょう。

ブログを育てるのにも時間はかかります。

やってみないと始まらないのは確かですが、

始めただけですぐ何かが成せるわけではなく時間がかかることは認識すべきですね。

転職にしろ起業にしろ、未経験のことをするのはハードルが高いものです。

未経験に転身しようと思ったら、実績やポートフォリオが必要になります。

僕のようなタイプの場合は、

行きたいところがあるのなら、これまでの経験を軸に半歩ずつズラしながらでも

にじり寄って近づいていくのが適切な戦術なんだろうなと理解しました。

まとめ

この1年で得たものをまとめるとすると、

「自分が何を欲していて何が出来て何が苦手なのか」

「それを前提にして戦うにはどういう戦い方やフィールドが向いているのか」

それらがぼんやりと分かって来たのかな、ということなんです。

僕は、自分のペースでコツコツと積み上げるのが好きなんです。

瞬間火力のスピード勝負で戦ってはいけない。

そして、僕に出来ることは、せっせと積み上げていって、

たまにくるチャンスに飛び乗るということだけだったりするわけです。

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さあ、年始の時期は過ぎてしまいましたが、

皆さんがこの1年で得たもの、失ったものは何でしょうか?

僕が失ったものは何かと聞かれたら、それは間違いなく「お金」ですね!

これは即答できます!

ではでは。

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