こんにちは、独りでいるのが好きな、こやぷよ(@coyapuyo)です。
いやー、独りは落ち着きますよ。
もちろん人間は独りでは生きていけない生き物なので、
たまーに人に合ったりすることは大事ですけど、
僕の場合はそれが、独り:他人=8:2ぐらいでも大丈夫。
(あるいは、7:3ぐらい?)
結構変わってますよね。
世の中の多くの人は比率が逆で、3:7ぐらいなんじゃないでしょうか。
なんだかんだ言っても、
独りで出来ることなどたかが知れているし、
誰しも密室に長時間閉じ込められたら発狂してしまうでしょうしね。
2対1がどれだけ不利か考えてみよう
変わっているだけでなく圧倒的に不利なこともあります。
それは、数の論理。
独りで戦うということは
思っている以上に不利なんだということを思い知らされます。
1対1ならまだ戦えるかもしれない。
でも、1対2のようなたくさんの、あるいは巨大な敵に遭遇すると、
1人では圧倒的に不利です。
なんとなく想像するのは、
「1対1の時に比べて1対2で戦うのって2倍大変」っていう気がしませんか?
そう、自分が相手の2倍強くないと勝てない。
僕もそう思っていました。
ところがどっこい、2倍どころの騒ぎじゃあないんです。
この場合、「相手の4倍強くないと勝てない」らしいんですよ。
お互いにドンパチ攻撃しあう対戦ゲームのようなものだとイメージして下さい。
1対2ということは・・・
・攻撃を受ける量が2倍になります。
・こちらが攻撃しないといけない量は2倍になります。
結果的に、2倍死にやすくなって2倍攻撃しないといけないので、
掛けあわせて4倍になるということらしいです。
時間に換算しても、
普段の半分の時間で普段の倍の攻撃をしないと、
先に自分の側のHPがなくなってしまう、ということですね。
まぁ、別に実際の人生では必ずしも攻撃し合って戦っている訳ではないので、
特殊な状況かもしれませんが、どうでしょうか?
思っていたよりも、独りって不利なんだな・・・と思いませんか?
僕は思いました。
(一騎当千って半端じゃない実力差ということなんですね、実際は)
逆に3本の矢の話じゃあないですけど、
集団でいけば1人の3倍以上の力が発揮出来たりするということですよね。
さらに別の例では、
2人以上じゃないと持てない荷物があったとき、1人ではその荷物を持てませんから、その荷物を移動する世界は2人でないと見れない世界です。1人では見れない。
お金と一緒で、基準に満たない人脈とか仲間がいない人は、
一定のラインで足切りされた世界しか見えない、ということもありそうです。
今や独りでも生きやすい時代に突入している
いやー、絶望です。絶望。
独り属性の人にとってはかなり厳しい現実ですよね。
でも、待ってください。まだ希望はあります。
僕が独りがいいなんて言えているのは、
間違いなくインターネットがあるおかげです。
僕が2割しか外に出なくても、人と合わなくても大丈夫なんて言えるのは、
ネット上の情報が手に入ったりコンテンツが楽しめるから、です。
独居房にいれられた場合は、さすがに2割では耐えられない。
ネットをはじめとするテクノロジーは、
独り属性の人に対しては間違いなく恩恵の側面があると思います。
集団で集まらなくても、個人レベルで出来ることも増えてきました。
個人メディア(文章、イラスト、動画、出版、SNS)から
クラウドソーシング、シェリングエコノミーなどの仕組み、
あるいは、物理的な3Dプリントやお手伝いロボットから医療用強化外骨格まで。
専門集団には敵わないまでも、道具を使えば
個人でもそれなりのレベルで需要を満足することもあると思います。
昔とは状況や前提が違うので、
前述の2対1の例みたいに、独りだと必ずしも死ぬわけではなくなりつつある、と。
勝つまでは行かないくても、負けることもなくなってくることでしょう。
集団が大きいほど、動きも鈍く、自重で潰れることもありますし。
戦争であっても、もはやハイテク化が進んで兵の数だけでは測れない状況です。
もちろん、インターネット万能論みたいにはしたくはないですし、
あくまでも独り属性の人に対しては、という話ではあります。
すべての人に強要するものでもありません。
ただ、独りの人もそう悲観する必要はなさそうだ、ということを感じます。
前にこんなことも書きました。
言い換えると、技術的に「個人の時代が来ている」、と言えそうです。
これは前述したような技術的背景によるところが大きいです。
なのですが、面白いことに、占星術のような占いの世界でも、
「水瓶座(=個人が強い)の時代」という周期に入ると言われていたりする、
らしいんですよね。これまでは魚座の時代だったみたいです。
(もしも興味があれば、ググッてみると簡単に出てきますね)
いえ、別に怪しいことを言うつもりもないですし、
真偽の程も定かではないんですけれど、
独り属性の人間としては、そういった個人の時代の幕開けに、ワクワクしています。
本当に明治ぐらいの勢いで時代の節目になりそうな予感です。
のまれることなく乗りこなせたらいいんですけどね、この大波に・・・
そんな、時代や世界の変化について書かれた本がコチラ、興味があればぜひ。
レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)
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「独り=冷たい」世界でもないということが書かれています。
ゆるやかに複数のレイヤーをまたがって繋がりで生きていける、そんな話。
ではでは。
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