こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。
使っている携帯電話の回線を、
ぷららさんの回線からFREETELさんに引っ越しすることにしました。
僕の場合は、メイン機のメイン回線の引っ越しなので、
電話番号を伴うMNPによる引越しです。
具体的な手続きの流れについて、メモしておきます。
では、始めていきます。
0.契約期間の違約がないか確認しておく
まず、電話番号も一緒に引っ越すMNPの場合は、
最低利用期間が定められていてそれより短いと違約金が発生します。
その他にも思った以上に費用が発生するので確認しておいた方が良いです。
ぷららの場合は6ヶ月、ただし+αを見ないといけいない
ぷららさんは、6ヶ月という比較的ゆるい期間設定になってます。
他の事業者だと1年とかが多いですね。
ただし、以下に注意して下さい。
・6ヶ月のカウント開始は、初月の次の月
・違約の終了は、6ヶ月目の月ではなく、7ヶ月目に入ってから
つまり、例えばこんな感じになっているので、6ヶ月目の9月末までに解約すると8000円請求されます。10月なら違約金はかかりません。
3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
契約月 | 解約月 |
つまり、ぷららさんの場合は、実質8ヶ月分ぐらいの月額料金が必要になると認識して下さい。かつ、契約月と解約月には、月額料金の日割りはありません。
いやー、せっかく2年縛りとかがない事業者が多いのに、
MNPとなると、色々とややこしくなるのは何とかして欲しいものです。
トータルではそれなりの費用が発生するので覚悟する
また、違約金意外にも、MNPの引っ越しには以下の追加費用が掛かります。
【転出元(ぷらら)】
MNP転出手数料 : 3240円(税込)
転出月の日割りなし月額料金: 3736円(税込)
【転出先(FREETEL)】
SIM発行代金 : 3240円(税込)
転入月の日割りなし月額料金: 最大3423円(税込)
計16000円ぐらいかかってしまいますね。。。
違約金が発生する期間ならさらにプラスされます。
いくらかかるのか事前に把握しておいた方が良いと思います。
基本的に、ややこしくなるのを避けて日割りをしてくれる事業者はほぼありません。
金額はプランにもよるので参考値として下さいね。
あくまでも僕の場合です。また、当然音声付きプランの前提です。
朗報、10月中までなら、最大月額3423円(税込)が1078円(税込)固定に!
ちょっとだけ嬉しいのは、今FREETELさんでは以下のキャンペーンをやっているので、初月の月額は安くなってます。2015/10中なら先ほどの額よりは安くなります。
では、ここまでは前段階として、次からは具体的な流れです。
1.MNP予約番号を取得する (転出元で)
転出元の事業者に連絡して、MNP転出番号というモノをゲットします。
ぷららさんの場合は、Webからは取得出来ない仕様なので、
ぷららダイヤルに電話するように案内されています。
MNP(携帯番号ポータビリティ)|ぷららモバイルLTE|ぷらら
ぷららダイヤルはとことん繋がらない
僕の場合は、ここでちょっと面倒な事態に・・・
・MNP転出するには、電話をかけるしかない、でも電話はつながらい。
・しかも、固定電話でなくぷららモバイルから電話をしている場合にはフリーダイヤルにならない。つまり電話代が永遠発生する。
なんてことが起こってしまいました。
10分ぐらい通話したまま待っていても繋がりませんでした。
平日午前とか、混み合っていなさそうな時間でも同じです。
電話が繋がらない場合は、サポートへメールすれば進む
電話がどうしても繋がらない場合は、サポートにメールで連絡すれば話が前進します。
メールで、「予約番号を発行して欲しい」と伝えたところ、
結局「折り返し電話するから都合のいい時間をメールで教えてくれ」
という流れで対応してくれることになりました。
実際に規約がややこしいので、電話で話さないとモメる人が多いのでしょうね。
そして、実際に電話がかかってくると、今度はそこから3日後にメールで予約番号を発行してくれる。とのことでした。
うーん、長いですね。
(かつて、auから転出したときには、電話中に番号を発行してくれたのですが、MNOだからこそ出来たんですかね)
そして、さらに!
予約番号が書かれているメールというのは、SMSのことでもなく、自分が指定したアドレスでもなく、ぷらら会員のメールアドレスに返ってくるので、注意が必要です。
(メーラーに登録してない人も多いと思いますが、ぷららマイページからWebメールの形で見れるようになっています。)
また、予約番号を貰っただけのこの時点では、ぷらら回線はまだ止まりませんので安心して下さい。
2.FREETELさんへ申し込む(転出先)
いやー、長い戦いが終わりました。
ここまでくれば、後は、迎え入れてくれる側の話なのでサポートも厚いです。
FREETELさんの申し込みには、
Webからと店頭での2つの方法がありますが、
Webだと、2~3日電波が使えない時期が発生するので出来れば店頭をオススメします。
Web申し込み: FREETEL申込ページ
ただし、店舗は店舗で、ドコモのように全国どこにでもあるわけではないので、
以下で確認してください。基本的にはヨドバシカメラの店舗に入っています。
主要店舗(即日開通・MNP対応可)|FREETEL(フリーテル)
僕は、ヨドバシカメラ梅田店で申し込みをすることにしました。
店頭申込に必要なものは以下です。
・MNP予約番号とMNP有効期限
・本人確認書類(免許証等)
ご本人確認書類について | 購入ガイド | FREETEL(フリーテル)
・SIM発行手数料3240円(税込) 店頭支払い
・帰る前にすぐ使いたい場合は、SIMトレイのピン(針みたいなヤツ)
・必要ならSIMサイズ変換アダプター
梅田の場合は、1Fの南西側出入り口付近(阪急とは逆側)に格安SIM系のコーナーがあるり各社ごちゃ混ぜに案内しているので、スタッフさんの誰かを捕まえましょう。
対応する事業者の専門スタッフに繋いでくれます。
あとは、指示されるままに進めていけば大丈夫ですが、
店頭で申し込んだ場合でも、
申し込み用紙記入に15分、申し込み後の本部側手続きに45分ぐらいかかります。
45分後に再度来るように言われるので店内でもうろついて時間を潰すことになります。
ちょうど、探していたモノもあったので、案外すぐに経つ時間でした。
まさかのSIMアダプターを忘れる
45分後に無事に新しいSIMカードをゲットすることが出来た僕ですが、
はい、ここで問題が発生です。
以前から自分は、こんなことを企んでいました。
ざっくりいうと、
「後でSIMカードのサイズを変更するのは面倒だから、nano-SIMをアダプターで下駄を履かせて、micro機に差しちゃおうよ、」
って話です。
今こそ実現のとき!と思った訳ですが、
事前に購入していたSIMアダプターを見事に家に忘れて来てしましました。
慌てていると有り得る話です。
これがないとどうなるか、というと、
店を出てから家に帰るまで、回線が使えないということになります。
その日僕はまだ街をうろつこうと計画していたので、
電波がないのはさすがに困ります。(帰るだけの場合は、そこまで問題じゃないかも)
結局、店頭で再度同じアダプターを購入する羽目になりました。
600円台だったと思いますが、ヨドバシポイントで手に入ったので、何とか事無きを得ましたが。。。
SIMアダプターはいらないにしても、
すぐ使い始めようという人は、SIMトレイを開けるピンを忘れないようにして下さい!
カードの入れ替えや初期設定は、スタッフ側ではやってくれませんので!
(端末持ち込みの場合だけかな?端末同時購入ならやってくれるかもです。)
あとは、SIMカードを自分で入れ替えて、設定画面からAPN設定をすれば無事使えるようになります。APN設定のやり方は店頭で紙をくれるので、落ち着いてやれば大丈夫です。
3.転出元のSIMカードを返却する
さぁ、いよいよ新しい回線も使えるようになりました。
もう何も思い残すことはありませんね!
では、新しい回線を存分に楽しんで下さい!
・・・
とはいかないんですね。
まだ最後の仕事が残っています。
それは、転出元(ここではぷらら)のSIMカードを返却すること、です。
FREETELの新しいSIMカードを貰ったので、古いぷららのSIMカードが遊んでいますよね。
どうせもう通信も出来ないカードなので捨てても良いと思うかもしれませんが、
これは捨てると損をすることになります。
SIMカードは、事業者のもの(ここではドコモ)であると法律で決まっていて、
あくまで貸与されているだけなので、返却する必要があるのです。
返却しなかった時点で、ぷららさん側から3000円程度の違約金を追加請求されます。
余分な費用を払いたくなかったら速やかに返却しましょう。
SIMカードの返却方法を教えてください。│ぷららQ&A│ぷらら
おつかれ様でした。
これにて、長い長い手続きが終了です!
※(おまけ)ぷらら下会員を解約する
実は、まだ1個やっておいた方が良いことがあるんです。。。
やらなくても実害はないので、おまけとしましたが、忘れがちなので・・・
そう注目すべきは、ぷららのアカウント体系です。
ぷららモバイルを使うとき、ぷらら会員となってIDが作られます。
「ぷらら会員」→「ぷららモバイルLTEオプション」
ぷららモバイルLTEは、ぷらら会員の下に紐づく1オプションに過ぎず、
他にも光回線とか、ひかりTVとかと並列の扱いです。
FREETEL側での処理が完了したタイミングで、ぷららモバイルLTEオプションは解約となりますが、ぷらら会員を退会したわけではないことに注意が必要です。
ぷらら会員そのものは、何も申し込んでいなければ無料なので、残しておいても良い人は残しておいて下さい。(あるいは、光回線とかひかりTVを使っている人は残しておけばよいです。)
会員情報がぷららに残っているのが気持ち悪いという人は、
改めて自分でぷららマイページにログインして、退会操作を行う必要があります。
ここまでしてはじめて完全な解約となります。
いやー、長かった。
今度こそ本当に終わりです。
この記事が格安SIM間のMNPを検討されている方の参考になれば幸いです。
ではでは。
コメント