重視するのは、価値の絶対値か成長率か

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成長率

こんにちは、こやぷよ(@coyapuyo)です。

自己啓発の世界では、
「人と比べない」
とうことを鉄則に掲げることが多いです。

人と比べたところ上には上がいるし、下には下がいるしものです。
キリのない比較になってしまいますし、
目線が自分ではなく他者からみた目線・基準になってしまうことが良くないとされます。

コントロールできない他人のことを気にしても建設的ではなく、
課題の分離の意味でも、自分がコントロール出来ることにフォーカスするのが良いとされますよね。
「よそはよそ、ウチはウチ」というのも案外深い言葉なのかもしれません。

目次

役に立つか、役に立たないか

しかし、です。
結局、世の中というのは「役に立つか立たないか」で価値が決まってしまうように思えます。

AとBとどちらの方が役に立つのか?
わずかにでもAの方が役に立つのならば「Aが選ばれる」ことが多いでしょう。

あの人より優れていなければ選ばれない。
あの人より劣っていれば生きていけない。
優れている方に富が集まってくる。

実際には価値を決めるのは市場原理であるべきであり、あくまでも需要と供給の関係で決まるものです。
役に立つか立たないかだけで決まるものではありませんが、
他の人よりも役に立つ人間の方が希少であり希少価値につながる傾向が高いですね。

そういった仕組みの中で生きていこうとするのならば、
どうしても「他者との比較」の中で「自分の位置付けはどうなのか」は意識する必要が出てきます。

実際に多くの企業の採用活動は、これを測るために実施されていますよね。
企業がそれを求めるのならば、働いて生きていくためには必要なことです。

他人も含めたこの世の全ての中で、
点数が1番高い、絶対的価値を持っている必要がある的なことですよね。

いやはや息苦しい限りです。

昨日の自分と比較するべし

そう、息苦しい。
息苦しいですよね、先に絶対的価値ありきで考えるのは。

しかも「優れているから価値がある」みたいに何かを根拠や拠り所とした自信は
根拠が崩れた瞬間に崩れてしまいます。
優れなくなってしまった瞬間に、闇落ちが待っているという訳です。

なので、
「存在しているだけで価値がある」
と捉えた方が良いとか、
「他人ではなく昨日や過去の自分と比べるべし!」
なんてよく言われたりしますね。

でも実際には、
社会が他人より優れていることを求めている側面もあるので、難しい相談だなと思うこともあります。

これはきっと、絶対的価値が不要だと言っている訳ではなく、
昨日の自分より良くなることの繰り返しで気が付けば絶対的価値も付いて来る。
という話も含んでいるのかな、と思ったりしています。

でも、最近それ以上に納得出来るロジックに気が付いてしまいました。

過去との比較は、すなはち成長率

絶対的価値の高いものは、
確かに優れているのですが高くなっている時点で魅力的ではないとも言えます。

まず、第一にすでに高い買い物になってしまっていて扱いにくい可能性があります。
(F1カーはコンビニに買い物に行くのには使いづらすぎますもんね)
そして、第二に、ここからの伸び代に限界があるかもしれない、ということです。

つまり、必ずしも絶対的価値の高い物だけが求められる訳でもない、と思うようになってきました。

むしろ、
絶対値で言えばまだまだ下の方であっても、しっかりと伸びている方が投資的観点では魅力的ということです。

成長率

つまり、「昨日の自分より伸びているんだぞ」という姿勢を見せることは、
すでにハイレベルであることに匹敵、あるいはそれ以上の魅力がある、
ということですね。

(そもそも、どんな人でも最初は赤ん坊からスタートしているわけで、
日々の成長なくしては絶対値も手に入らない訳ですけども。)

急激すぎる成長はどこかに歪みが生じている可能性が高いですから、
出来れば年1.1倍〜1.2倍ぐらいで成長していけたら素晴らしいことだと思います。
下のエスカレータに乗りながら1.1倍を実現するのは簡単ではないと思いますが、
とりあえず人と比べないでやってみる姿勢はアリかもしれませんね。

ではでは。

成長率

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