「au」から「ぷらら」へのMNPを実施しました。
1周間ほど使ってみたので、
その手続や使用感についてお届けしたいと思います。
詳しくは本家に譲るとして、
ぷららの定額無制限プランには以下のような特徴があります。
- 通信量に制限がない
- ドコモの回線で全国の広いエリアで通信量を気にせず使い放題
- 通信速度は低速[3Mbps]だが、使いすぎて制限されたりはしない
- MVNOの格安プランの中では割高（執筆時点では税を込めると約3700円）
自分は、発表されたときから注目しており、
某有名ブロガーがプッシュし始めた影響で申し込んだのでは決してなく、
MNPに対応し始めたのと退職のタイミングに合わせて移行しました。
（５月のSIMロック解除義務化を待てなかった）
１．通信量に制限がない
これは、どうやら本当にそのようで、
現状は月に35Gbyteとかの通信をしている人もいるようですが、
特に制裁等もなく使用できている例がチラホラ報告されています。
２．ドコモの回線で全国の広いエリアで通信量を気にせず使い放題
これは、同じく定額のWimaxなんかと比べた時にはとんでもないメリットです。
地方でも山間部でも屋内でもつながるわけですから、
モバイルワーカーの人にはもってこいです。
ただし、見落としがちな点として、
端末側がドコモのFOMAプラスエリアの周波数800MHz帯に対応しているかどうか
これによって大きくエリアが変わってしまいます。
ちなみに、僕が購入した、HuaweiのAscend mate7は、
今のところFOMAプラスエリアに非対応となっています。
これを知らずに端末を選んでしまうと山間部では雲泥の差があるので
全く価値が変わってくるのでご注意を。
もちろん、これはぷらら側の問題では全くなく、
端末側の問題なので消費者がしっかりしていれば良いのですが、
上記のAscend mate7もぷららの公式セット販売で選択可能な端末になっており、
そのあたり特に説明も書いていないのですよね。
３．通信速度は低速[3Mbps]だが、使いすぎで制限されたりはしない
この3Mbpsという設定が本当にうまい。
昔の3Gがこれぐらいの速度でしたし、
ADSLなんかもこれぐらいから始まっていることを考えれば、
用途によっては十分に実用的な速度です。
3Mbpsあれば一応HD動画だって見れないことはないハズです。
これで使い放題なら最高ですよね。
家庭の固定回線の代わりにも使えてしまうかもしれないレベルです。
そう、もし本当に常に3Mbps出ているのならば、の話です。
当然この手のサービスはベストエフォートなので、
3Mbpsが出る保証はありません。
比較的安定して出ているという評判を元に加入したのですが、
僕の済んでいる地域、神戸市内では全然駄目でした。
やはり都市部ではどうしても人が多いのでしょうね。
良い時でも1Mbpsちょっとしか出ません。
悪ければ、200kbpsしか出ていないようなときも良くあります。
これはちょっと想定よりも悪い結果でした。
今度都内に行く機会があるので、また測定してみます。
４．MVNOの格安プランの中では割高（執筆時点では約3700円）
ここはまあ、制限なしの使い放題を歌っているので仕方がないかな、と。
3700円というのも音声通話付きプランなので、
データ専用だともう少し安いです。
あと、HP等では税抜き価格の3400円の方で案内していることが多く、
実際の支払いは、3700円であることにはちょと注意が必要です。
3700円まで来ると、固定回線の値段に近づいています。
３Mbps出るなら十分許容出来るのですが、
今の実行速度ではちょっと残念です。
まぁ、それでもau時代からは5000円も安くなっているので全然良いのですけれど。
自分が使ってみた総評
最初に上記の問題２．３．４が発覚したときは、
非常にガッカリとしてこれはヤバイかもと思ったものです。
ですが人は慣れるもの。
通信速度に関しては、ブラウジング、Twitter等には全く支障がないので、
以外に不自由に感じなくなりつつあります。
家にいるときは固定回線の方をを使っていますし。
特に回線が混雑する都市部の方は、
固定回線とのセットで使わないとちょっと心もとない感じです。
カタログスペックからは読み取れない部分で少し残念なところもありますが
単純に期待しているから細かいところがきになるだけで、
しばらくお付き合いしていこうと思います。
最後に、MNPを使われる方、
ぷららのようなMVNOの場合、店舗を持たないので、
手続きされて送られてくるまで、
4日～1周間ぐらい元の電話番号が使えない時期が発生します。
ご注意を。
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