昨年、95歳で失くなった祖母からの戦争の話

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を聞いて、その感想をまとめて見た。

なんていう話では、ない。

何故ならば、
戦争の時代を生きていた、ということを
僕が認識する前に亡くなってしまったからだ。

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意外に近くにいるけれど気がつかない、そう遠くない話

昨年95歳で、今年が戦後70年であることを考えると、
戦争当時20代という、
十分に物心ついており、
当時の記憶があるハズであることがわかる。

僕は、このことに、亡くなるまで気が付かなかった。

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僕は、戦争反対とか、
戦争に対するスタンスはこうでないといけない、とか、
そんなことを言うつもりはないし。
今の知識量では言う立場にない。
だから知る必要はあると思う。

だけど、小さい頃の僕は、
戦争なんてものとは無縁で育って、
戦争の話なんて、
婆さんからもすることはなかった。

実際に現役で体験した世代が実際に近くにいたのに、
その認識がなかったこと。
戦争なんて大昔の話で、もう過去のことだとおいう感覚でいたために、
まったく意識していなかた。

しかし、たった2世代前の世代の話。

失くなったときに、享年を確認して初めて認識した。

こんなに近くにいたのなら、
話を聞いておけば良かったと思う。
当時、この地方からみた戦争はどんなものだったか、
どう感じて、どう受け止めながら生活していたのか、
世の空気感や世論はどんな論調だったのか。

もちろん、たった一人の話を鵜呑みにするつもりもない。
当時なんて情報は偏っていただろうし、
全く見方によって違うものが見えるだろう。
でも、それを踏まえた上で参考にしたい、そう思った。

しかし、それでも過去は遠ざかっていく、これがラストチャンス

そして、繰り返すが戦後70年である
これが、ほとんど最後である。

次の戦後80年では、本当に赤子だった人しか、存命ではないと思う。

まもなく、当時をリアルタイムで知る人が、本当の意味でいなくなろうとしている。
そうなったとき、何か変化はあるのか、人々はどこへ向かうのか、興味深い。
本当の意味の世代交代みたいなことは起きるのか起きないのか。

もし、まだ、身近に経験者がおられるのならば、
当時の傷をえぐらぬようには注意しながら、
話を聞いて見るのはどうだろうか、
今、前に進むために。

と終戦の日に思う無職であった。

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